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何歳からでも夢をもっていいなら

自分には夢がなかった。

何かに熱中している人をみては、羨ましい、すごいなぁと思いつつ自分のなかから生まれる感情はいつも、「なんで、私には夢がないんだろう」だった。

小さい頃から親の都合で転勤をしていたこともあり、私の意識の大部分は、新しい場所に違和感なくとけこめるかとか、私という存在がきたことで今まであった空間を乱してはいけない、といったようなことに向けられていた気がする。

とにかく、自分を理解しようとする前に、まわりの目ばかり気にしていた。

だからこそ、夢もみれていなかった。

でも、もうすぐ30代という節目を迎えるにあたって、自分にしかできないことをして、夢をもって生きていきたい。もっと、自分を理解したい、表現したい。その方法はきっといろいろあるけど、ぼんやりと、でも確かに、文章を書きたい、という夢のようなものがむくむくとわきあがってきた。

何歳からでも夢をもっていいなら、

わたしは文章で、表現したい。

じぶんのこと、友達のこと、家族のこと、暮らしのこと、夢のこと。

読んだひとのこころがちょっぴり暖かくなるような、そんな文章をかきたい。


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