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クリスマスが終わると一年が終わるなーという気分になる。 今年もサンタクロースが夜中にこっそり家にやってきてプレゼントを置いていくという体の自己満足イベントが終わった。 子どものためというより喜ぶ子どもたちを眺めて私がほっこりするイベントであり、おもちゃをねだられた時にサンタさんにお願いしようと提案して購入を引き延ばすことができ、且先送りにされたのに子どももなんだかしあわせな気分になれるイベントでもある。 楽しいとか嬉しいと感じる瞬間は、思い出が薄れてもじんわりと沁みて残る
「ママのageはなに?」 と、ベッドの中で長男が聞くので、一体いままで何度答えただろうと思いながら「Thirty-nineだよ。」と答えると「えっ もうすぐFortyじゃん!」とまた驚く。 何度も聞いているのに何度も驚けるのもすごいなと思うし、それでいて意外なことを覚えていたりして、まぁそれは私もだからなんかわかる。 結局のところ私の年齢なんて彼にとってはどうでもいいのだ。 「ママはおっきくなるのすごい時間かかるねぇ。」と意味不明なことを続けて言うので、「ママはもう大きくな
海が大好き。 何もしなくてもいるだけで幸せ。夕陽なんて拝めたらもう文句のつけようがない。 うる星やつらの藤波竜之介のお父さんも好きでした。(もちろんラムちゃんには到底敵わないけど) 海はいい。なんかいい。そこに在ってくれたらいい。 月曜日が祝日で三連休だったので、とにかくゆっくりできそうな海の目の前にある宿を探して行ってきた。 ベランダの目の前は海で、真下はプールで、道を渡ったらビーチ。 最高か。 せっかくの三連休で家にいたらゆっくり作業できたのに、ぶかぶかのサングラスを
この間、体調を崩した。 ちょうど週末だったのでほぼ寝ていた。ごはんは得意のデリバリー。 でっかい方の息子にちっこい方の息子の面倒を頼んで、ベッドでごろごろ。するんだけど。 でっかいのはゲームやyoutubeに夢中になってすぐちっこいのの存在を忘れるから、「ママーつめたいのお水ー」とか言いながら勢いよく寝室のドアを開ける5歳児のおかげでゆっくりは眠れない。 そして入って来たついでにベッドの上で大好きなキャラクターになりきって飛んだり跳ねたりするので具合は悪いんだけどかわい
「Level 1のClassがいいの。」 幼稚園クラスの二年生に進級したちびこいのは、そう言ってサマースクールのうちから毎朝泣いた。 一年生に戻りたいと言われても私も先生も困るばかりで、夕方家に戻ると「今日School HAPPYした!」と言うし、慣れるまでだろうなと思ってなんとか連れていっては先生になだめてもらっていた。 長期休みや連休明けはどうしても泣く。 慣れて楽しく登校できるようになった頃にまた長期休みに入って一からやり直し。というループは小さいうちはもうどうし
仕事から帰って、鍵は持ってるけど鞄に入れたままピンポンを押すと、ちびこいのがドアを開けてくれる。 「Mama is coming!」という声が中から聞こえて来てにやける。 「How was your day?」と彼に聞くのが日課のひとつで、彼はいつも「Happyした!」と答えるので、それを聞いた私がHappyになる。 今日は何故か「Cute!」と答えたので思わず笑ってしまった。そしたら「Cute and Happy!」と言い直したので、また笑った。 いいなぁ、Cute a
昨夜は頭痛が抜けずに子供たちより早く寝てしまった。 寝ないと治らないので、ひたすら寝る。エセ自然派なので薬は飲まない。寝れば治るし。 気が付いたら意識を失っていて、夜中に次男のうなされる声で起きた。 鼻が詰まってる音がする。額に手を当てると熱かった。 でもいつもと違う。手足が冷たい。吐く息も熱くない。 ほどなく体をぶるぶる震わせる次男。熱性けいれんとかいうやつかな!?という不安が頭をよぎったけど、どうにも寒くて震えてる気がしたのでブランケットとふとんでくるんで、冷たい足を自
二段ベッドのことを英語でBunk bedと言う、ということを、寝台列車に乗った時に長男に教えてもらった。 私も小学生の時、その頃住んでいた祖母の家に子供部屋を増築する際に作ってもらった二段ベッド。 二段ベッドには子供を惹きつける何かがあるよね。 子供たちは寝台列車も大好き。はしご。やっぱりあのはしごかな。 欲しい欲しいとずっと言われていた二段ベッドを年末のボーナスで買った。 私が今借りている部屋はベッドルームがひとつしかない。 次男が小学生になったら、少し大通りから離れて
子を寝かせてからnoteを書こうと思ってたら寝落ちした。笑 もう朝やん。 ということで、熟成した下書きに加筆しよう。 私は今から9年と少し前に、母になった。 その日から毎日していることがある。 正確に言うとノロで倒れた時と、ひどい食あたりで寝込んだ時以外、毎日。 母になって以来毎日欠かさずしているそれは、 自分の鼻を子供の鼻にスリスリすること。 なんとなく安心するんじゃないかなと思って、この世に出てきたばかりで泣いている長男の鼻に鼻をくっつけてスリスリしながらなだめたのが
私にはふたり息子がいて、ふたりともあまり人見知りをしない。 特に長男は、全然しない。気がする。 馴れ馴れしすぎてちょっとあわあわしてしまうことも珍しくない。 はじめて会った名前も知らない子も「ともだち」と呼ぶ。 普段単語はほとんど英語なのにそこは日本語なのもちょっと不思議。 「ともだち」にはあまり年齢は関係なくて、学校の上級生や、旅先でかまってくれた青年は「おっきいのともだち」だ。 カタコトなのがまた笑いを誘う。 私の妹を「ママのともだち」と言ったりするから、あんまりよく
英語がしゃべりたい長男長男は英語が好きだ。 日本語より得意だと思う。日本語の単語をあまり知らないし、読み書きできないし、彼の話す日本語は英語の直訳だ。 残念ながら親である私の財力不足のために英語圏には移住してあげられなかったけれど、今住んでいるバンコクは日本の、しかも実家のある秋田に比べると格段に外国人が多い。 コンドミニアムにも必ずと言っていいほどファラン(タイ人の使う白人の総称。ファランセ~(フランス)から来てるけど、何人だろうと白人はファランと呼ぶ)が住んでいるし、出