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爆発的な怒りがちょびっとだけ改善されたかも

私には2歳の娘がいる。
魔の2歳児。
イヤイヤの連続。
娘が言うことを聞かない。泣きわめく。
どうしたらいいのかわからない。
途方に暮れる。イライラする。

抑えられなくて爆発しちゃうことはしょっちゅう。
大きな声で怒ったり、娘の目の前でものをぶちまけたり、
娘が泣きわめいているのを無視してトイレにこもったり。
怪我をさせることはなかったけど、心をいっぱい傷つけてしまったよな・・・と今思い返しても胸が苦しい。
あんなに怒ることなかったのに・・・。
怒った後にいつもそう思う。
後悔して、反省して、次はしないぞと誓う。
でもまた同じことの繰り返し。

そうした中で心理学や西洋占星術を学び、
自分の心にフォーカスすることを意識し始めたころ、ふと気が付いた。
娘が何かイライラさせるような行動をしたときに、怒りに加えて何か安堵感があった。
「今なら怒りを爆発させられるぞ。だってこんなに娘がわがままを言ってイライラさせてきているのだから。」と怒りを表に出す機会を与えてもらったような妙な喜び。

「私、ただただ怒りたいのかも・・・。」

娘に対してイライラを感じた時に、
娘の行動に対しての直接的な怒りというよりも
自分の心の奥の奥のほうにむくむくとうずいている別の怒りがあると感じた。
その怒りは、いつもは大人しくしているのだけれど実はずっと表に出る機会をうかがっていて、何かイライラを感じた時に「今だ!表に出ちゃえ!!!」とここぞとばかりに飛び出してくる。
この怒りは別に今起こっていることに対しての怒りではなく、
ずっと昔から私の心の中にある怒り。

「じゃあこの怒りは何だろう。何に怒っているのだろう・・・。」

実は怒りというのは心理学的には二次感情といって、
元になる別の感情が土台にありそこから変化して怒りとなって現れるらしい。
元になる別の感情は色々あって例えば、不安、寂しさ、恥ずかしさそして悲しみ等。
なので私の心の根底にある怒りも、さらに元をたどると別の感情ということになる。

色々検討の結果、私の場合はおそらく幼少期の寂しさや悲しさだろうと判断。
私の家族は父、母、私の三人家族で
いわゆる毒親とか虐待されていたとかそういうこともなく、
裕福ではないけれど不自由はせずに育ててもらってきたと思う。
ごく普通の家族。

ただ、時代がゆえに「子供は厳しく育てるべき」という考えが
特に母親に強く、あまり甘えさせてもらった記憶がない。
そもそも幼少期の記憶があまりないのだけど、
今でも父母といてもあまり安心できないというか、
嫌いとまでは言わないけれど手放しで好きとも言えないというか。
そんな親子関係。
幼少期の私、寂しかったんだろうな~と思う。

それに気づいた私は、私を、私の心をめっちゃ癒すことに尽力した。
その結果、なにかモヤモヤを感じた時に心の奥でうずくようなあの怒りはなくなったと思う。

もちろんイライラして怒ってしまうこともまだまだある。
怒りすぎちゃったな・・・と反省する日々も続いている。
自分の心と向き合っていく時間はこれからも必要だ。
けれど、私の心の奥のほうでずっと癒されず泣いていたあの怒りは
解消されたように思う。


具体的にどう癒したのかは、次の機会に綴っていけたらと思う。

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