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Photo by ki_sn0te

5/28 日記｜Zet Zillionsがかなり面白い

おこめ | HoloDesign.

柴犬のミームでおなじみのかぼすちゃんの訃報を聞いて若干元気のない陸稲りくとうおこめです。皆様如何お過ごしでしょうか。

最近犬のお散歩に行く際に聞いている世界のニュースを届けてくれるポッドキャスト『DAILY BRIEF』でもかぼすちゃんの話題が出てびっくりしました。ビットコインの柄にもなってますし、むしろ海外の方が有名なのかもしれない…

アフィとか関係なさそうなかぼすちゃんの有名なお写真を探したら市のサイトが出てきてこれまた驚きました。社会貢献しすぎていてすごい。本当にお疲れ様でした。


🎮️ゲーム話｜Zet Zillionsがかなり面白い

端々からアニメーション会社TRIGGERリスペクトを感じる良ゲー。
多分作者は日本のこともかなり好きっぽい。

ファーストタッチは初見で配信したのですが、システムはSlay the Spireライクなローグライクカードゲームをベースにしつつ、カードが合体できるという新鮮さと、ぶっ飛んだスペースオペラな世界観にブラックジョークが飛び交う小粋な会話や、意外とシステムに沿った考えられた重めのストーリー…と後発の◯◯ライクゲーであることを存分に生かしたモリモリのゲームです。スレスパにハマった人はとりあえず何も考えずに買ってOK。

最初の方はカードの合体が特定の種族同士じゃないと合体できない縛りがある関係で、デッキのコンセプトが定まりづらいのがスレスパ民からするとデッキバランスむず…となってたのですが、逆にコンセプトガチガチにしなくてもそれなりに戦えるデッキが作りやすいので逆に優しいのかもしれない。

あとこれまたこういったデッキを回転させる系のゲームの経験則から「あまりデッキを厚くしすぎない」という感覚、もっと言うならドミニオンにおける「ステロこそ至高」みたいな考えが強すぎて序盤めっちゃ圧縮してたんですけど、このゲーム「圧縮用の自身がトラッシュになるカード」がたくさん存在しており、合体させて強化しつついらないカード圧縮していく感覚はみんな大好き「CODE OF JOKER」を彷彿とさせるのでCOJ民は早く買ったほうがいいです。デビルウインナーもいます。

※各章で進行不能バグが出るパターンがあるようで怖い人はもうちょっと待ったほうが良いかもです（参考までに私は今のところ進行不能に遭遇したことはないです🙆）

🎨デザイン話｜メフィストの会員限定装丁がめちゃくちゃいい

講談社文芸第三出版部が運営しているメフィスト賞関連のグッズを販売しているサイト会員限定らしいのですが、本好きの“好き”をめちゃくちゃに理解している装丁でほしすぎる。
お仕事的にも「グッズとはこうあるべき」という自分が日々目指している「ファンがちゃんと欲しているもの」を体現していてとても勉強になりました。
マジで元とれてるのかな…と思うぐらいの豪華な装丁でびっくりします。あまりにも小口（本の厚みのところ）のデザインよすぎる。

既に売り切れてしまっているのが悔やまれるのですが、元々同社のファウスト愛読者でしたし最近読書がアツいので、これを機に会員登録しようかなと思っとります。サイトに載っているどれもが素敵だ…分かられている。

ファウストといえば（20年前（！）ぐらいに発行されていた文芸雑誌）、この頃は恥ずかしながら漫画家を目指しておったので、竹さんや西村キヌさんのイラストに惹かれて買い始めたのですが、何を隠そうファウストの看板物書き（…と言っても過言ではないはず）の西尾維新さんがデビューされた頃から追っている古参ファンでして、クビキリシリーズを初めて読んだときの衝撃は今でも忘れないんですが、しっかりずっしりとしたフルボディの厨二感が大人になってから読むと黒歴史とともに羞恥心を抉りに抉って直視できなくなってしまったのが本当に悔やまれます。
でも西尾維新さんはかれこれ20年以上この厨二を卒業という二文字で片付けず、コンスタントに書き続けるところにプロフェッショナルを感じて…っっっぱ好きなんだよな…となるめんどくさいオタク心です。本当に面倒。

🐶犬の話｜バニちゃんのお気に入りスポットが埋め立てられた話

ずっと使っているお散歩コースに道路改修が入って明らかなデットスペースがここ1年ほどあったんですよ。
そこがバニちゃんにお気に入りスポットでいつも滞在時間長めだったんですが、最近そこが遂にしっかり舗装されてしまいまして「なんでなくなったの？」とこっち向いてくるたびに「なくなっちゃったねぇ…」と特に深く考えず気軽に返事をしてたんです。
でも散歩が終わったあとに仕事しながらふと自分に置き換えてみて、お気に入りだった場所が急に別の建物だったり更地になってたらだいぶ悲しいよな…と思い直し「明日はもっとちゃんと一緒に悲しもう」と決意した翌日、すっかりバニちゃんは埋め立てられたことも気にせず（恐らく忘れて）元気に通り過ぎたのでした。うーんとてもかわいい。

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