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やることが明確になるとやれる話【これって勉強も同じ/おはこや】#721

おはようございます。

10/20 りそな銀行主催の創業スタートアップスクールがはじまりました。昨日は自分の強みや自分のスタイルを見つける というワークショップでした。ぼくの強みスタイルは「自分が正しいと思ったことにまっすぐに取り組む」で、相変わらずぼくらしい強みでした。これを自覚しながら仕事を進められると、ずいぶんと取り組み方や進み方が違うようです。今日からこのスタイルを自覚しながら進めてみます。 おこめさんです。


フリーで活動するようになって、早くも1年半が経ちます。

これまで様々な取り組みを進めてきましたが、その間にはもがきもたくさんありました。

例えば、「何から手をつけたらいいかわからない」「何をすればいいかわからない」問題でした。

こういう時、まわりに漫画でもあろうものなら、そっちに手が伸びてしまい

結果的に仕事が何も進まない

そんな時もありました。(←情けないのですが)


でも最近は「やることが明確ならできる!」を経験し、まずはやることを明確にすることを大切にしています。(そこをサボってしまうと結局何もやらない問題に入ります)


これは”勉強をしないといけないとわかってるけどできない子たち”にもあてはって

そういう子たちが勉強ができるようになるヒントになるはずです。


ということで今日は

「やることが明確だとできる」

について考えてみます。


おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。学習習慣作りのオンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活とゴミ拾い大好き2児のパパ


▼モチベーションはやらないとわいてこない

そもそも「やる気」というのはやらないとわいてきません。

やる気がでたらやる

という考えではいつまでたっても継続的にやることはできません。
(きまぐれでやる くらいならその考えでもいいのですが)


実はこんな単純な話もつい100年前にようやく発見された知見です。

精神科医のクレペリンが

「作業を初めてみると、だんだん気分が盛り上がってきてやる気が出てくる」を発見し 作業興奮と名付けました。

さらに最近の脳科学の研究ではその具体的な作用についてわかってきています。

脳にある側坐核という部位の神経細胞が活動し始めることで海馬と前頭前野に「やる気」の信号がおくられて脳の調子があがるそうです。

その側坐核の神経細胞が活動はじめるまでに 5分間の刺激が必要というのです。

つまりやる気を出すためには5分間 「まずはやってみる」が重要ということです。

これを知っていないと「やる気がでたらやる」と思ってやらない現象がいつまでも解決することはありません。


やらないとやる気がでない

まずはこの基本をおさえておく必要があります。


▼その上でやるハードルを下げる

とはいえ、

何から手をつけたらいいかわからない

どうやって勉強すればいいかわからない

そんな状態で5分間やってみることのハードルは相変わらず高いままです。


そこで大事なのは 

「何をいつ、どうやってやるのかをできるだけ明確にする」

です。

例えば21時に机に座って、単語帳p20の上から下まで10回ずつ書く

これだと進めやすいはずです。

いつやるのか、何を使ってどうやって勉強するのかが明確になっているからです。


これを多くの場合「夜に数学をやる」

くらいしか決めてなくて、(もしくは全く決めていなくて)

やる気がでずに何もしないで終わるのです。


誰でもやることが明確であればあるほど最初の一歩を踏み出すことはできるものです。


▼誰かの目があると

さらにそこに誰かの目があると「なおよし」です。

ぼく自身、一年間家でずっと作業をしてきましたが、どうも一人だけだと気持ちを高く維持し続けるのは難しかったです。


そこで最近はコワーキングスペースを契約し、そこに足を運んでいろいろな作業を進めるようにしました。

これに関しては子どもならなおさら大切な部分で

誰にも見られていない状況で完全に一人で勉強を続けるのは難しいはずです。


子どもたちにとっても自習室という環境に身をおくのは有効であると感じます。


▼そうした先に自信と希望がある

そうして自分の力で学習を進めていった先に

「自分でできた!」

が積み上がって、人と比べない確かな自信があります。


この2ヶ月でここまで変わった自分なら このあと1年でどこまでいけるだろうか、もっと先の将来 どんな大人になれるだろうか


自分が変われたとという実体験から将来へ希望を持つことができます。


そこまでいってはじめて

「自分が人生をかけてやりたいこと」

を探していけるようになり

それが見つかることで”本気”になって日々を生きることができます。


そのきっかけは 子どもたちが自分の力で勉強できたという体験だと思っています。


▼おわりに

実は今日書き出したようなものを子どもたちに届けるサービスをおはこやではじめようと思っていて、

子どもが自律的に学習を進められるサポートをぼくたち大人が全力でする

みたいな形です。


おはこやの基礎「自信の種を届ける」は変わっていません。


まだまだ見せられるものもなく、ふわっとしたものですが、これについても創業スクールでブラッシュアップを重ねながらしっかりとした形にしていきます。


またこちらでも伝えられるときがきたら伝えます。


ぼくはしばらくここに本気で取り組みます!


今日もここまで読んで下さってありがとうございました。


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