【具体的な行動に変える】福島の地で学んだこと
5/11、5/12と福島県で行われた視察実践研修に参加しました。
コドモエナジー株式会社の岩本アドバイザーをはじめ経営実践研究会の皆様の設えによって、様々なリーダーの方に出会わせていただきました。
一日目
・浪江町役場への道中、車内にて福島県町職員の佐藤さんから福島のこれまでの軌跡を語っていただきました。震災があったそのとき、知事の秘書として街を必死に支えてこられたその言葉には、本気の重みを感じました。
・浪江町長の言葉からは持続可能な街づくりのための取り組みとして、復興を越えた日本全体を引っ張っていく決断の力を感じました。
・伝承館では福島ならではの、原発を中心に進んできた街づくりと、その原発によって避難を余儀なくされた住民の方々の苦悩を目の当たりにしました。関東に電力を供給し、日本を支えるために福島に建設された原発。その日、そのときのたまたまの風向きによって何の落ち度もない住民の方々が避難を繰り返されてきた当時の状況から、福島の現状を他人事として感じてしまっていた自分を恥じました。
・浅野撚糸の工場見学では、復興の一躍を担うべく大型の工場の進出を決められた代表の方の決断から経営者としての姿勢を学びました。
・宮田運輸さんの運送の拠点を富岡町につくられた経緯を聞かせていただき、そこから実際に実現された現場から、必要とされたことに全力で答える在り方と想いを形にする実践の姿を学びました。
・夜の懇親会では、共に参加した仲間とこれからの未来についての対話を重ねました。
二日目
・ワイナリー工場では、街をあげたワイン事業の【被災地】というカテゴリーを使わない覚悟を感じました。
・コドモエナジーのルナウェア生産工場や再生された古民家、Amazonカフェの訪問からは、復興に力になれればという想いから進出を決断され、長年継続されている岩本アドバイザーの在り方を学びました。
たったの2日間でしたが、福島という街に真摯に向き合い、復興の一役を担ってこられたリーダーの方々の在り方から、求められている声に呼応し、行動に移す 実践の姿を教えていただきました。
この学びを、今日のこの瞬間から 声に耳を澄まし、呼応する
という姿勢に変えて、実践していきます
改めてこのような機会を与えていただけたこと、共に参加してくださった皆さんに感謝します。
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