鬼滅の刃 マンガ 感想

今更ながら「鬼滅の刃」読み終わりました

ようやく終わりかけているかもしれない
流行に乗りはじめました。

かなり流行っていたので、面白いんだろうな。
と薄々思っていたのですが、読み始めると止まりません。

仕事も忙しかったのですが、毎日寝る前には必ず1冊は読もう!
と思い睡眠不足になりつつ最後まで読めました。

今は鬼滅の刃に対する熱がかなり熱いままですが、
とても良かったので今回まとめてみました。


・読み始めてみて…

読み始めるまでの想像以上に
1巻の炭治郎は弱い。笑
驚くほど弱い。
そして優しすぎる。

そんな炭治郎がどんな成長をしていくのか。
毎話すごく楽しく読み進めていけます。
絵の感じもコミカルで笑えるような場面も多々あり、シリアスな展開ばかりではないのだなと感じました。

そして、個性の強すぎる仲間たちも魅力的。
とにかく可愛い禰󠄀豆子
臆病すぎて面白い善逸
なんかズレてる伊之助

読み進めるほどに、仲間達の背景が段々とわかり愛着が湧いてきます。

それぞれの家族のお話や鬼と人間の憎悪の関係だけでなく、人間同士の醜い関係まで。
詳しく知れば知るほど、嫌いになれない登場人物が多すぎます。

その中でも、個人的には伊之助が大好き。
最終巻まで読む間、何度も笑い元気をもらえました!

・人間=正義、鬼=悪 とは限らない。

鬼滅の刃に出てくる鬼。
実はその鬼はもともと人間でした。

作中ではそれぞれの鬼になるまでの過程が何度も描かれています。
それがまた感情移入を誘い、物語に引き込まれます。

「人間を食う鬼、鬼を討つ人間」
それだけ見れば鬼はただの悪なのですが、
苦しみや悲みを抱えている鬼もいるのだと。

世の中当たり前ですが、⚪︎×で決められることだけではありません。

人間も鬼も同じように、個々それぞれに置かれている立場や環境が違うことが当たり前です。

その当たり前にある個々の考え方や背景を知ること。
それを知ることで見えるものが変わってきます。

実生活でも時に決めつけて軽んじてしまうこともあるけれど、相手を理解する。理解しようとする。

そういった大切なことも感じることができました。


・多くの名シーン・名言

「人は心が原動力だから
心はどこまでも強くなれる」

個人的には、この言葉が一番忘れられない名言です。

忙しい日々を過ごしていると疲れ
ネガティブな思考になってしまう。
余裕がなくなってしまう。

でも、この言葉を見て
まだまだやれる!頑張れる!
元気をもらえました。

この言葉以外にも、自己啓発本でも書けるんじゃないかと思うほどの心に響く言葉が時折出てきます。

1巻から一気に最終巻まで読み進めましたが、
炭治郎のひたむきに努力する姿
素直に人の意見を聞くことができるところ
そういったところを何度も目にします。

自分の弱さを認め、それにしっかり向き合いコツコツと地道に努力を重ねる。
誰しもわかっていることだけれど、それが一番難しい。

地道にコツコツが続きにくい自分ですが、
炭治郎の言葉を忘れず、しばらくは頑張れそうです。


・まとめ

仲間、家族の温かい話に時折、泣いてしまうこともありました。

戦闘シーンもかっこよく、一人一人のキャラも魅力的で…
とにかくおすすめ!笑

流行りに乗り遅れてしまいましたが、
乗り遅れた人も、流行り物だからと敬遠してる人も、少しでも興味を持っていただければ、ぜひ読んでもらいたい作品です。

読み終わり温かく優しい気持ちにさせてもらいました。
ありがとうございました!!

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