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医者の履歴書

時間の考え方がふたつは取り入れられているとして、その二つは矛盾がないように設置されているとは思うのですが、システムでの強化も図られており隙がない、それがこのアプリです。

⭐︎数を並べられるできごと
⭐︎数を並べないできごと
⭐︎数が不明なできごと

★順番に開示されるシステム
★ランダムに開示されるシステム
★順番に開示されるけれど、順番は操作の結果で変わるシステム
★ランダムに開示されるけど、番号が割り振られるシステム

⭐︎と★は入り組んでいるので、物語の配置は複雑に見えます。

さらに物語の定義においても、遠い遠い未来の伝説である、と述べられているものもあります。遠い過去の伝説ではないところがポイントで、時間の流れというものが双方向に行き来している可能性を示唆していると思います。

ストーリーの形式が複数ある上に、ストーリーの配置も複数のシステムに渡っているところが、頭が暇にならなくて良いな、とわたしが思うところです。


以下は、すごい余計なこと書いてる可能性があるので、
すべてが終わってから読んでみてくださいくらいの気持ちです。

もちろん、興味がなければ読まなくてOKなことしか書いてません。


ティザーvol.3が籤引き結果になったものです

時間の考えかたのうちのひとつ、基本的な方であるところの数を並べるについて、特定のキャラクタで確認してみたいと思います。

以下は、幼馴染の医者についての記述をまとめてみたものです。
医者は、14年前(2034年)の9月までは12歳、9月よりあとは13歳です。

……私のEvolが、制御不能になったんです。

最初にこういう夢をみたのは12歳の時だ。

夢を見始めたのは12歳の誕生日だ。

しかし、10何年間何度も見ている夢の中では、

12歳の夏はとても長かった

秘話「終わらない冬」「まだ見ぬ黎明」

2035年、天行大学医学部臨床医学専攻入学

半分の時間で博士前期課程、後期課程、臨床研修を終わらせた

臨床医学を8年専攻、だろ?

2043年、同校を卒業し、博士号を取得。

お前はまだこの仕事を始めて日が浅い。

林徳賞受賞(2046年)

3年後。〜中略〜 林徳賞のメダルが届きました。

2048年に、 〜略〜 心臓外科センターの副統括に就任し、

第4章05「待つ/Waiting」些細な日常「人の味わい」秘話「終わらない冬」

天才です。わかりやすく天才。

物語の始まりはどこなのか?が気になる物語が好みなのですが、このアプリの物語においては、この人物はいつからここにいるのか?と考えたい人が片手に収まらないほどいらっしゃいます。

というわけで、わたしにとっては尋常でなくおもしろいんです。


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