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2022年を振り返る

公務員で綴る綴る Advent Calendar2022 Day21
 
はじめまして、地方公務員のおこです。
 
公務員仲間が企画してくれたイベント「公務員で綴る綴る Advent Calendar 2022」。
 
この「アドベントカレンダー」は12月1日からクリスマスまでの期間、みんなで1日ひとつ記事を投稿してカレンダーを作ろう!というイベントです。
 
テーマは”2022年を振り返る”ということで、こんな仕事をした、こんな体験した、こんな人と出会った、こんな本を読んだ。 一年を振り返って、いま、こんなことを考えている。 などなど、全国各地でそれぞれの街をそれぞれの仕事で支えている仲間たちが、2022年を振り返るリレーブログとなっています。

↓公務員で綴る Advent Calendar 2022↓
https://adventar.org/calendars/8027

↓公務員で綴る綴る Advent Calendar 2022↓
https://adventar.org/calendars/8116


最初、私はこのイベントの毎日の投稿を楽しみにしている一人でした。
参加されている方の投稿を読んでいるうちに、だんだんと自分も振り返りをしなくなって来ました。そんな時、誘っていただいたので、初めてのnote投稿に挑戦してみることにしました。

2022年を表す漢字は”深”
私にとって、2022年を表す漢字は“深”です。
その理由は、以前から学んでいたこと、興味があったことを深める年になったからです。
それでは、私がどんなことを深めたかご紹介したいと思います。
 
1.コーチングの学びを深める
5年ほど前から自分の頭の中を整理するためにコーチングしてもらっていましたが、2年ほど前からコーチとしての学びをしています。
昨年、公務員コミュニティーのオンライン市役所に入庁してコーチング課に入ってから、コーチングの世界はさらに広がりました。

 今年は、以前からのコーチングの学びの継続しながら、コーチング課のイベントに参加したり、現在のコーチング相互セッション鍛錬自主ゼミに参加して、たくさんのコーチと出会い学びを深めることができました。
  
2.ストレングスフインダーを深める
私はオンライン市役所に入庁するまでストレングスファインダーを知りませんでした。どうやって出すのかも知らず、教えていただいて、昨年にトップ5の資質を出ました。
また、コーチング課の課長でもあり、ストレングスコーチの釘崎さんと出会ったことで、ストレングスに触れる機会をたくさんいただきました。

ストレングスに触れていくうちに、さらに興味を持ち、今年は34の資質を出して自分への理解が深まりました。
以前は真面目(過ぎる?)自分が嫌で、なんだか面白味がないように思えていたのですが、自分の資質を知ったことで、より自分を受け入れることができ、自分を愛おしく感じることができました。

ちなみにトップ5の資質は、1.慎重さ、2.公平性、3.内省、4.学習欲、5.責任感。です。
  
3. ほめ達!を深める
オンライン市役所に入庁して興味を持ったことの一つに「ほめ達!」があります。
寝屋川市の岡元さんをオンライン市役所の庁内放送で何度か拝見するうちに「ほめ達!」に興味を持ち始め、2021年の大晦日に思い切って岡元さんに直接メッセージを送り、ほめ達!公務員のFacebookグループに加えていただきました。
そして、もっと深めるために検定を受けてみようと思い立ち11月5日に「ほめ達!検定3級」を受講しました。

ほめることはまだまだ上手くいきませんが、自分にとって大変な出来事があると「これは何のチャンスかな?」を考えるようになりました。
 
4.ホワイトボード・ミーティング®を深める
私が尊敬する方が紹介されていたことがきっかけで昨年の11月から参加しているホワイトボード・ミーティング®の「行政×気軽な勉強会」(オンライン)。
終わった時にとても前向きな気持ちになり、心が軽くなるところに魅力を感じで毎月参加しているうちに1年間継続できました。
月に1度しかホワイトボード・ミーティング®に触れていないので、なかなか上手くいかないのですが、とても居心地の良い大切な場になっています。

 
オンライン市役所庁内放送「30分de介護保険基礎講座」への挑戦
ここからは、私が今年最も挑戦したことについて書きたいと思います。
それは、オンライン市役所の庁内放送「30分de介護保険基礎講座」に出演したことです。
このことは私にとって大きな挑戦でした。なぜなら、今までにパワーポントを作成したことも、それを使って誰かに説明したこともなかったからです。

そんな私に挑戦しようと思わせたものは何か?
 
それは、2022年の5月1日に釘崎さん、八王子市の小杉さん、松本市の田中さんが企画されたイベント「公務員ストレングスの祭典」を視聴したことがきっかけでした。
この「公務員ストレングスの祭典」に”ほめ達×ストレングス”で出演されていた、ほめ達!の寝屋川市の岡元さんの「これは何のチャンスだ」という言葉が、数日経っても私の中に響いていました。

そんな状態の中で、5月3日にオンライン市役所の運営をされている方から「30分de基礎講座」に出演してみませんか?とお話をいただいた時、「これは何のチャンスだ」と考えたわけです。
今までの私なら、お断わりしていたかもしれないのですが、この時の私は、不安な気持ち半分、挑戦したいという気持ち半分でした。
私にとっては思い切った挑戦だったため、お引き受けした後も、「大変なことを引き受けてしまったのでは」と気持ちがとても揺れ動いていました。
 
そこで、不安な気持ちを少しでも軽くするために、周りの人に頼ることにしました。

①コーチングで今回の挑戦の目的を整理した
過去の「30分de基礎講座」を担当された方々は各分野で活躍されていたため、なんの実績もない私に何ができるのか考えました。
そこで、当時お願いしていたコーチにコーチングをしてもらい、今回の挑戦の目的を整理しました。
一番の目的はパワーポイントを使うことです。
そして、私が誰に対してなら説明ができるのかを考え、説明する対象者を「4月に職場に異動して来た同僚」にすることで、自分でもできそうな気持ちになってきました。
そして、実現するために使う資質は「慎重さ」です。計画的に準備を行うことでプレッシャーを少し軽くすることができました。
 
②パワーポントの視点でアドバイスをしてもらう
「30分de基礎講座」の準備をしていた当時、パワーポントについて学びたくてオンライン市役所のパワポ課に入っていました。そこで、パワポ課の方に相談して、私の練習を見ていただくことにしました。
これにより、わかりやすいパワーポイントの作成と説明の仕方についてアドバイスをいただくことができました。
 
③介護保険についての説明についてアドバイス
昨年にオンライン市役所都道府県人会(新潟県)に参加して、それがきっかけで介護保険に詳しい方のFacebookグループが出来ていたので、今度はこのグループのメンバーに練習を見ていただくことにしました。
ここでいただいたアドバイスを参考に内容を修正し、より説明する内容に自信を持つことができました。
 
こうやって、たくさんの方々にご協力いただいて、何とか本番を迎えることができました。

後日、4月から介護保険に部署に異動された方から、「勉強になった」とメッセージをいただけたことは何より嬉しいことでした。
 
この挑戦は、周りに頼ることで自分ひとりではできないことが可能になるということを教えてくれました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 

やりたい時がやる時と気づく
今年は公私ともに2つのショックな大きな出来事がありました。

一つは、4月に家族が交通事故に遭ったことです。
5か月近くの長期の入院の間(内1か月程は特にケアが必要な病室にいました)、3回の手術をしました。
現在は退院し、自宅で療養していますが、以前のような体力はなくなり、以前と同じような生活はできません。 
この事故により、我が家の生活も変わりましたし、おそらく家族それぞれの意識にも大きな影響を与えたと思います。
 
そして、もう一つは8月初めの新潟県北部豪雨です。
この豪雨で大きな被害を受けたのが、私が勤務する村上市と私の実家がある関川村、そして私が住む胎内市です。
仕事としては、通常業務を行いながら、災害対応業務を職員が交代で行い、未経験の業務は緊張の日々でした。
そして、プライベートの時間を使って、災害直後に村上市へ1回、関川村に3回ボランティア活動を行いました。
これまで、災害ボランティアをほとんど行ったことがなかったので、毎回勇気が必要でしたが、たくさんの方が各地域からボランティアに来てくださっていることを知ることができて、とても元気をいただきましたし、行動したからこそ今まで知らなかった世界を知ることができ、貴重な経験となりました。
 
この2つの出来事により、私が強く思ったのは「日常生活のありがたさ」でした。

いつ何があるかわからない。だから、やりたいことがあったら、その時がやる時。この意識の変化により、日々の生活でもやりたいことはできるだけ行動に移すようになりました。
 
来年に向けて
2022年を振り返ると、2021年に思い切ってオンライン市役所に入庁したことで、たくさんの方々と知り合うことができて、知らなかった世界に繋がって行きました。

今年は大変な年ではありましたが、知り合った方々に支えていただいて充実した年でもありました。

来年も「学習欲」の資質を使って、学びを深めて行きたいと思います。
ご一緒することがありましたら、よろしくお願いします!


 


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