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3/5「新しい人よ眼ざめよ」~僕と子どもと電池メン~

0.あいさつ

どうも〜☆子供達に鬼滅の刃ごっこに誘われて「ぼくよく分かんないから、サスケでもいい?」と言ったらシカトされました!おこめです〜☆
社会の歯車やりながら生活と地続きパンクやってます〜

1.企画概要


日程:3月5日(土)
場所:中野ベースオントップ
時間:開場18時 開演18時半
出演:the おこめマン(z) / 後ろ前さかさ族/PSP social
食材の注意:
・未開封のもの
・賞味期限2ヶ月以上のもの
例)レトルト、缶詰、パスタ、レンチンごはん、調味料などお菓子もOK

(絵:おこめマン)フライヤー、ネコちゃんの乾杯
(絵:おこめマン)メッセージと食材についてのお知らせ

配信:おこめツイキャスにて→ 


会場にはいけないけど配信ライブ楽しかったし食べもの送りたいよ~という方は以下のリンク覗いてみて下さい。今回寄付させてもらう先の子ども食堂が公開してる欲しいものリストになってます。

2.子ども食堂、フードパントリーとは


子ども食堂…ひとり親世帯や困窮してる世帯の子供などを対象に食事を無償もしくは安価で提供する事業(大米辞泉より)

フードパントリー…上記のような世帯に向け食材を無償で提供する事業

(絵:おこめマン)ネズミと一緒に食卓囲むのキツ~



〈米 point〉現金の寄付が最重要ではあるけど食事を提供する=居場所をつくることで
・子供→自分の存在が周囲に認められてる安心感、自己肯定感を高められる期待
・大人→親としては他者とのコミュニティを作るキッカケなるのではという期待(多忙さ、環境要因で周囲を頼れない、孤独感を感じてしまう例が見受けられる)

〈米 point〉2000円で入場して売上を寄付という形にしなかった理由→
企画の目的はチャリティ、寄付金を集めるというよりは、見ず知らずの他者の事情を想像するきっかけに(できれば音楽で)なる、ということ。そのため寄付の額や量には重きを置いてない。これをきっかけにそういう子供たちがいることに思いを馳せる時間に価値を見出したい。


思いを馳せる部分に千円以上の値段をつけました。


ぎゅっと縮めてわかりやすく伝えると、友達の家に初めてお呼ばれした時、ゲームキューブコントローラーの他何のお菓子を持ってくか考えたじゃないですか、あの時のワクワクしたようなソワソワした充足感、それもまた想像力だと思います。他者を思う第一歩はそんな風に意外とシンプルだと思うぜって話です。

ライブ自体もスタジオであまり規模はデカくないので、「友達の誕生日パーティーLv.100」のつもりで遊び来てください(^_^*)

3.そもそもなぜこんな企画を?


実は私おこめマンですね、学生時代は先生の免許を取得したり、学習支援のボランティアをやって中学生に遊戯王でボコボコにされたり、学童保育のバイトで小2に将棋で負けたりという経歴を持ってまして。(その後中学生にはヤフオクで集めた電池メンで圧勝、小学生にはガチガチの穴熊で徹底抗戦。”人間力“の違いを見せつける。)
現在の子供の貧困について勉強したりしてたんですね。ザっと今回の企画に関連することだけ(なるべく持論に偏らないように)まとめると↓

・小学生の7人に1人が貧困世帯(=中間的な所得の半分で生活)
・世帯収入の低い世帯は高い世帯に比べ魚介類、野菜類の摂取量が低い傾向にある。
・給食がない日の定収入層の子供の食事は、中収入層に比べ摂取量が、魚介類-10.4%、緑黄色野菜-5.7%、鉄-6.1%、タンパク質-6.1%という調査結果が出た。(給食のある日は緑黄色野菜-1.2%、タンパク質-0.7%、それ以外は中収入層と同程度の水準で摂取できていた。)
『子供の貧困と食格差』(阿部彩、村山伸子、可知友悠子、鳫咲子・編著/大月書店)

また最近では上記のような「食格差」についてのセーフティネットであった学校給食がコロナで満足に実施されていないという問題もあります。

世帯類型別では、母子家庭など大人1人で子どもを育てる世帯の貧困率は48.1%に上り、生活が苦しい実態が浮かんだ。(中略)子どもの貧困率は00年以降13~16%台で推移し、抜本的な改善には至っていない。先進7カ国(G7)の中で高水準だ。
日経新聞2020.07.17


その他に上記のバイトや経験で、実際に満足に食事を摂れてないこどもたちを見る中でも、何かしたいなと思ってました。
以下は持論ですが低学年までの間にどれだけ「あなたは生まれてきてよかったんだよ」というのを大人から伝えられるかがその後の成長の大きな分岐点になると考えてるから。

でいつかタイミングあれば教育系の道に行こうと計画してたわけですが、それまでの間(=現在)は酒の席で友達に子供の貧困についてキレ散らからす始末、見てられない。今あるやりたいこと全部いっぺんにやっちまおう、そしたら何か見えるかもしれないと思って企画しました。

支援のテイはなしてるけど、根幹はやっぱり僕がやりたいからということなんですね~。

なんでバンドもただただ僕が一緒にやりたいバンドも呼びました。うしろ前さかさ族もPSP socialもソリッドでプリミティブ、すっぽんぽんな感じのバンド。ライブハウスのブッキングではなかなか対バンでする機会もないと思うので出てもらえてホントによかった。
ちなみにですがPSP socialは前身バンドとティーネイジサイタマという闇イベントで対バンしてたっぽい。

ティーネイジサイタマ・・・ビバラロックというフェス主催、埼玉県の10代限定で行われた前座オーディション。当時MTR弾き語りというスタイルだったおこめマン(19)は自身の作成したトラックにリズムが合わず、歌のみが取り残されるという前衛的なパフォーマンスを披露。

4.最後に


少しはよくなってると思うけど、やっぱりコロナにはかかりたくないし、恐ろしいニュースばかり。でもだからこそ数字ではなく避難先の地下鉄の地べたの冷たさだったりすりむいた膝だったりを想像したい。ネットニュースでは計り知れない悲しみや恐怖も想像しようとする人間でありたいと思う。だから本企画も当初の趣旨通り開催致しますワ。長々と書いてしまったのでこれ以上の脳内は3/5音楽にします~。

予約はtwitter、インスタのDMでも待ってますけどメールでも可!→
okome_okomail@yahoo.co.jp

最高の架空友達誕生日パーティしましょ(^-^)

クソ余談ですが

子ども食堂やフードパントリーも、本当に必要な人に届きずらいという事実もあります。イヤな言い方すると(なんでそんな言い方するんだろう)、子ども食堂に参加するのは「生活困窮世帯」に限らないし、月に数回のみ開催される取り組みでは根本的な解決にはならないという問題点もよく指摘されてます。
これについてはぼくも今後たくさん勉強して考えないとね~。

もし身近にの食べ物で困ってる人を知っていたり、今現在困ってる人がいたらコソッと教えてください。缶詰でもお菓子でも喜びそうなもの持ち帰ってネ。

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