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2.29自主企画に寄せて

一、オナ禁の話

もう約一か月オナニーしてない。俺のオナ禁の歴史は語れば長い。


期間にバラつきはあれどもう何回もしている。中学ぐらいの頃から好きな子ができるとオナニーできなかった。AVとか見てても自分がものすごく愚かなことをしている気分になってしまったのだ。そこから例えば部活の大会前(ちなみに剣道部でした。理由は人が少なかったから)とか大事な日の前はしばらくオナニーしないようにしていた。

高校に入ってから忘れらんねえよの柴田がインタビューで「オナ禁は夢を叶える魔法」と喋っていて、「やっぱそうなんだ…。」と納得しそれ以来高校の軽音部のライブだったり大事な日の前にはオナ禁するのが慣例になった。

最長記録は高3のセンター試験前に約3ヵ月のオナ禁(数回の夢精を含む)だったろうか。オナ禁により肌の脂がすっきりしたこととほとんど日光を浴びていなかったこと。過度のストレスによる減食と金縛りを経てぼくの顔はすっかり死体のように白くなっていた。

そしてほとんどカルト教団のように強まったオナ禁への信心深さは大学生になり20歳を過ぎても健在だった。例えばひどいライブをしてしまったとする。ブッカーとケンカしお客さんも呼べずノルマを払った次の日、俺はオナニーを禁じるのだ。とにかく許せない自分への向き合い方、自分に厳しくする方法をオナ禁しか知らなかったのだ(もっとギター練習するとか曲作るとかあるよね…。)

そして今俺は人生で何度目か長期のオナ禁に入った。オナニーしないまま俺は人生二度目の自主企画を迎える。オナ禁4週目を過ぎたあたりから悪い夢しか見ない。先週はおうちのネコチャンをケガさせてしまう夢、5日前は夢の中でオナニーして一昨日は高校の同期の女の子に襲い掛かる夢を見て、昨日はともだちのバンドがMステに出てて「くやし〜!」と思いながらテレビを見てたら何故か演奏がクソ下手でタモリに笑われていて、それをみて泣いちゃう夢だった。さいあく。それでも俺はオナ禁を続ける。今はこれしか戦い方が、誠意の見せ方が浮かばないのだ。俺がいつでもセックスしたいと思ったら大間違いだ。童貞を見くびるな。望むところだけこの野郎!

二、『自己本位』の話

俺は高校の頃漱石の『自己本位』の書を見て以来俺のために生きると決めたのだ。人間生きてるだけでわがままだ。生まれる段階でおかんにめちゃめちゃ痛い思いさせて、迷惑かけ放題。『人生』と書いて迷惑の定額パケットプランだ。(うまい)

2.29のライブも俺のわがまま(エゴ)と迷惑に満ち満ちている。

はじめにスタジオライブやるならこの人らしかいねえと思ったバンドに声かけて出演快諾してもらって、氷結100本ぶちこもうってDJの徳ちゃん(sigar down)に手伝ってもらって、さらにぬるまった氷結100本で勘弁してもらおうと思っていたら(タダなんだから文句抜かすな!くらいに思っていた)スタジオペンタの人が酒のカクヤスでキンキンに冷えた氷結をopenに間に合うよう発注してくれて。(「氷結100本スタジオに置かせてもらっていいすか…。(^^;;」と電話したときに「何言ってんだ俺…。」て思ってたけどその後ペンタの人から「ウチから発注すれば冷えたやつ用意できますけど!(^^)!」て電話かかってきて「何言ってんだこの人??」と思った。しかもレモンの氷結だけじゃなくて桃味とシャルドネ味が追加になりました。OL??)

更には好きな映画を流して照明をそれだけにしたいというのがあった。でもプロジェクター借りる金はないと考えてたらやさしいともだちから連絡来て2台も集まってしまった。

今の俺のバンド自体サポートといいつつノーギャラだし曲も俺が作ってるといってもほんとに楽器が出来ない&ドレミファソラシドも分かってないので(勉強します)最近は各パートのアレンジだけでなく曲全体のこともスタジオで詰めるようになってきている。スタジオで遂にみんなが俺を置いて構成を練りだして、挙句話し合いで俺が発した言葉が「ギターの音量気持ち挙げていいと思います!(#^^#)」のみだった時の情けなさったらありゃしない。

そもそも音楽なんて(俺について言えば)「俺のカナシミ、うらみつらみを聴きやがれ!でもお金はちょうだいね(^-^)」で経済を成り立たせようというもので、自分の浅ましさ、面の皮の厚さに顔から火が出る思いだ。ましてや「ひとりじゃできないから一緒にやろ!(^-^)」というのがバンドだ、段々書いてて自分に腹立ってきたな、ひとりでなんも出来ないやつが他人の力を借りようなんて100年早いんだよクソが。
(そういう思いからひとりぽっち+αという今の形式にはある意味納得してるし、ひとりセットのライブもなるべく続けたいです。)

三、コロ〇と企画の話

こんな感じで俺の「迷惑のカタマリ発表会」にさらに拍車をかけたのが御存知コ◯ナウイルスだ。twitterではみんないろんなことを言うしマスクの次はトイレットペーパーがなくなりそうなそうでもう自体は震災と同じくらいに考えた方がいい気がしてきてそのど真ん中でライブをやるのだ。(その辺の俺の考えはSTATEMENTにまとめました↓)

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とにかくこれについては正解が分からない。でも考えた末俺はやるのでみんなも考えて選択してほしいなという気持ちです。スタジオに来てくれたら最高だけどこなくても楽しめるよう配信する(twitterフォローしといてね )

the おこめマン(z) (@gerotikuwa) | TwitterThe latest Tweets from the おこめマン(z) (@gerotikuwa). 読みは「ざおこめまんtwitter.com

でもって後々ライブ動画動画も公開するつもり。(youtubeチャンネル登録しといてね)

こんな感じです。渋谷で会いましょう。

出てくれるMan’hattan Holidayはレッドクロスに俺が弾き語りで出入りしてた頃voのシオノさんが「クツかっこいいね」と話しかけてくれて以来音源やライブをずっとチェックしてて、俺が擦れた賢い奴のふりをしそうになってしまったときに、心の中学生を殺さないために聴いてます。


まちぶせは我らが法政大学ロッケンのスラム街みたいな機材でもバチバチにかっこいいことしてくれて以来ずっとCD聴いてたし、メンバーの皆さんのポップな人柄が前面にでてるメロディとライブパフォーマンスなのにサウンドはDCでバタフライナイフちゃきちゃきやってるイカレ野郎みたいでたまらんのです。​

そして我々the おこめマン(z)はひとりぽっち+やさしいおともだちのとんだ綱渡りバンドだけど、voの俺はよく男とババアに「かわいい顔してるね」って言われます。

渋谷で、配信で、もしくはまた別のライブハウスでもよいので、みんな健康で会いましょう。健康は金より大切だ。(でも金は健康の次に大切なのでやっぱ来て欲しいナ…。)

【特別付録】『現場在宅どちら気分ブチ上がりプレイリスト』(シャッフルして聴いてネ)


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