起動できなくなったMacBook 12inch 2017

長男が高校入学時に指定されて購入したもの。
それ以前のポリカーボネート筐体のMacBookとは違って外見は従来からあったMacBook Airをさらに軽量薄型にした感じ。
それまでは、一般向けのMacBookと高性能モデルのMacBook Proと軽量モバイルモデルのMacBook Airという分け方だったのだが、こいつの出現で各モデルの性質とネーミングが不一致になったのだった。
それはさておき。

こいつが起動できなくなってかれこれ1年くらいになる。電源は入り、画面も異常はないのだが、起動用のOSが入ったストレージが見つけられない状態。
復旧ボリューム(Recovery HD)から起動してディスクユーティリティで調べてみたところ、内蔵SSDが丸っと見えなくなっている。
試しにUSB外付けSSDを接続してそこへOSをインストールしたら、外付けSSDを起動ボリュームにして問題なく起動できた。
なので、内蔵SSDそのものが壊れたか、ロジックボードからのインターフェースが壊れたか、という感じ。
最近のMacは分解するのが難しいし、第一この機種は内蔵SSDがロジックボードに直付けで交換ができない構造になっているので、素人にはこれ以上はどうにもし難い。
修理に持っていってもロジックボード交換しかできないわけで、修理するより2020年型のMacBook Airを買ったほうが安い、なんてことになってしまいそうな気がする。
さらに面倒なのは、この機種はUSB Type-Cポートが1つだけしかなく、しかもそれが電源ポートも兼ねているので、電源を外から取りながら外付けSSDを接続するためには分岐アダプターが必要で、そんなのが常時ぶら下がったままだったらこの機種の特長である軽量でモバイル運用向きという部分が帳消しになってしまう。

ということで、本体に密着するタイプのUSB Type-C分岐アダプターと32GBくらいのUSBメモリーを買って、それらを本体の横に装着した状態で1kgをギリギリ切るくらいの軽量モバイルノートとして使うか、あきらめてリサイクルに出すか、という感じ。
持ち主だった長男は修理できたとしても使う気はないらしく、内蔵SSDのデータを完全に消去してくれればそれでいい、とのこと。

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