Takushi Okizuka

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「やりたいこと」からルールは育つ

今、校則や学校にあるルール見直しの取り組みを全国に広げたり、すでに取り組んでいる学校のサポートをする仕事をしています。 いろいろな学校の取り組みをみていると、さまざまなタイプの生徒がいます。校則やルールに対して課題意識を持って取り組んでいる子もいれば、そういったことにあまり関心を持っていない子もいます。 さて自分はこれまでどんなふうに学校のルールと向き合ってきたっけな、といろいろ思い出したので綴っていきます。 「静かにしよう、みんな!」が言えていた小学生の頃小学生の頃は

    • 【ノート】高等学校のスクール・ミッション策定の全国的状況に関する一考察

      スクール・ミッション/スクール・ポリシー策定に関する法改正 2021年3月の学校教育法施行規則改正にて、「スクール・ミッション」(各高校に期待される社会的役割)の再定義と、「スクール・ポリシー」(①育成を目指す資質・能力 ②教育課程の編成・実施 ③入学者の受け入れ に関する三つの方針)の策定・公表が求められることになりました。 スクール・ミッション/スクール・ポリシーが求められる背景 教育機関のミッションやポリシーは、既に大学など高等教育で導入されています。2017年度に

      • ルールは身近に、ルールを身近に (展示感想)

        ●「ルール?展」21_21 DESIGN SIGHTにて開催中 「身の回りにあるルールを意識し、その存在を疑い、自分のこととして柔軟に考える『ルール?展』」に行ってきました。 http://www.2121designsight.jp/program/rule/ 私たちの日常は、さまざまなルールに囲まれている。憲法や法律、社会基盤となる公共インフラや公的サービスから、文化的背景に基づいた規則やマナー、家族や個人に無意識に根づく習慣まで、ルールは多岐に渡り私たちの思考や行動様

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