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チャレンジプログラムを実践した先輩の声をお届けします

8月よりスタートする「大洲市高校生チャレンジプログラム」。このプログラムは、もちろん大洲市の高校生に向けてのプログラムですが、八幡浜市で実施されたチャレンジプログラムを経験した先輩、愛媛大学の現役の学生である矢野さんにお話を伺いました。

大洲市チャレンジプログラムの内容については1つ目の記事をご確認ください。皆さんを支えてくれるメンターの紹介記事は2つ目の記事をご確認くださいね。

高校生での経験が「学び」と「気づき」の最大化になる

愛媛大学社会共創学部4回生の矢野光士郎さんは、八幡浜市のコダテルで開催されたチャレンジプログラム1期生として、2回にわたり夜市で出店をするというチャレンジプログラムを経験しています。どんなお店をするか、理想を実現するにはどうすればいいのか、ちゃんと利益になっているのか、色々なことを考えながらお店を準備したそうです。

愛媛大学社会共創学部4回生の矢野光士郎さん

ーどのようなきっかけでチャレンジプログラムに参加したのですか?

「公園で開催する夜市のお店を学生だけでやってみよう」という感じでコダテルの濵田さんにお声がけをいただきました。はじめの年は高校2年生だったので、3年生に引っ張ってもらう感じで進みました。
「そうめん流し」のお店をすることになったのですが、そうめん流しといえばの竹を用意することが難しいと思っていました。そのため、「そうめん流しの機械を使うのかな・・・」って思っていたら、3年生のリーダーたちが、周りの大人から竹林を所有している人を探して、竹を調達してきてくれました。そして、その竹を加工して、自分たちが思い描いていた理想のそうめん流しのお店を作ることができました。この経験で、すぐに諦めずに周りに相談することって大事だなと思いました。

そうめん流しの準備の様子

ー夜市の当日はどうでしたか?

お客さんがたくさん来てくれました。そうめん流しの料金設定をする時も濵田さんから利益がきちんとできるようにと助言をいただいていたので、ちゃんと利益がでる価格でそうめんを提供しました。違う学校の生徒とも仲良くなることができて、達成感もありましたね。ただ、自分の中の経験としてはその翌年の夜市の出店プログラムの方が心に残っています。

そうめん流し、当日の様子

ーなるほど。翌年もチャレンジプログラムに参加しているとのことですが、前年と比べてどう違ったのでしょうか?

この年は、高校3年生だったこともあり自分たちがリーダーの立場でした。「射的と飲料販売」のお店をしたのですが、アイデア出しから、メンバーを仕切ること、スケジュール管理に金額の設定まであらゆることを把握していなくてはならなくて、本当に大変でした。本番当日は利益は出たけど、他の面では上手くできなかったと思うことも多く、全体的に悔しさが残っています。そういう意味で、経験としてはリーダーをした年の方が印象に残っているんです。

射的のお店の様子

ーチャレンジプログラムに参加する前と後で違いはありますか?

まず、世の中の仕事をしている人は大変なんだなって実感しました。また、「射的と飲料販売」は、「射的」と「飲料販売」の2つが一緒になったお店だったのですが、「飲料販売」をメインにした人たちとあまりコミュニケーションを取れていなかったのも反省点です。複数人でプロジェクトを遂行するにはやっぱりコミュニケーションが大事だなって思いました。この学びは大学でも役に立っています。

ー高校生でこういった経験をしておくことのメリットはありますか?

こういった経験は、早くできる方が有意義だと思います。高校生での経験は、「気づき」と「学び」の最大化になるのではないでしょうか。できるだけ早いうちに経験ができるといいと思うのですが、中学生では様々なことに気が付きにくく、大学生では忙しすぎると感じます。

大学でのフィールドワーク。チャレンジプログラムの経験はフィールドワークで特に活きている

ーありがとうございます。それでは最後に、チャレンジしようか迷っている方にメッセージをお願いします。

まず、僕自身はこういったビジネスのチャレンジプログラムを経験できたこと自体がよかったと思っています。失敗も経験です。
そして、どうせやるなら誰かの指示を待って動くよりは、主体的に運営側として参加した方がいい。自分の頭でしっかり考えることや人とコミュニケーションを取ることの重要性を身をもって経験できると思います。メンターさんもたくさんいると聞いているので、いろんな大人に相談してアドバイスをもらいながら、アイデアをカタチにできると思います。

■まとめ

来年には、八幡浜の道の駅 八幡浜みなっと「みなと交流館」への就職も決まっている矢野さん。チャレンジプログラムでは、なかなかうまくいかなかった年の方が印象に残っているという話に、どんなことも経験が大事なんだなと思いました。

■応募方法

1,LINEからお友だち登録をしてください
2,LINEメニューから「参加申込フォーム」を送信してください
3,参加確定の連絡をラインから受け取ってください

■最後に

次回のお知らせは、愛媛大学の社会共創学部学部長の松村先生にお話を伺います。チャレンジしようか迷っている方は、経験こそが大事だと思ってぜひ応募してみてください!

申込・詳細は、以下リンクからLINEからお願いします。
https://utage-system.com/line/open/fQPi03ZR35ae
↑ お友達登録後、動画視聴、質問・相談なども可能です。




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