代理コード🎹について思うこと、、、歌舞伎とは直接の関係はないけどね😅

代理コードという考え方がジャズにある。あるコードの4度半上のコードを、代わりに用いることが出来る、という考え方(というか、演奏のしかた)だ。

Cメジャー、つまりド・ミ・ソならば、4度上つまりファ#・ラ#・ド#を、ほんらいはド・ミ・ソがぴったりくるタイミングで弾いても、音楽的にしっくりとけこむ。響きに変化も生まれて楽しい。すぐれたジャズの演奏者は、一つの曲の演奏の真っ最中に、その時々の代理コードを瞬発的にさっと探り当てて、絶妙のあんばいでちりばめてくる。使いすぎてもかえって逆効果なので、そこがまたおもしろいし、深いのが、代理コードなのだ。

4度半。これは、1オクターブの幅の中の、ちょうど中間地点・折り返し地点にあたる。ドレミファソラシドの1オクターブの、上のドのド・ミ・ソからも、下のドのド・ミ・ソからも、等しく離れた場所の和音ということだ。それが、ド・ミ・ソの和音の代理として役に立つ。

人間関係とか、社会の構図とか、いろんなものに通じるなぁ、と、ピアノ🎹を毎朝弾きながら、いつもしみじみ感じています😊距離感、間合い、数学的な音の配置配列、、、さまざまな要素がうまく作用して成立している。それが代理コードなんだろうなぁ。

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