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【EDHおすすめジェネラル】腐敗の大鉈、ウィルヘルト【統率者戦デッキ紹介】
どうも、土曜日は毎週EDHを楽しんでいるOKITEです!
この記事はyoutubeにアップしている動画の文字起こしとなっています。
動画で見たい人は下よりどうぞ。
今回紹介する統率者は「腐敗の大鉈、ウィルヘルト」。
デッキ名は、エンドレスウィルヘルトといったところでしょうか。
ウィルヘルトは構築済みデッキのメイン統率者でもあり、ゾンビデッキを使い始める人にとってはピッタリの統率者です。
今回は、そんな構築済みデッキを魔改造し、より強力なゾンビシナジーを生み出しました。
何度死んでも蘇るゾンビで、戦場を埋め尽くしましょう。
これで皆もゾンビマスターです。
デッキレベルは5~6「BATTLE」中級者向けとなっています。
ですが、ゾンビ特有のコンボにはなりますが、勝ちに直結するものを多く採用しています。
そのため、若干デッキレベルは高くなっているかと思います。
それと、日本語版では「腐乱」が「腐敗」となっている誤訳があります。
今回は正しい腐乱で説明をしていきます。
それでは、統率者の紹介・デッキの動き・コンボ・お気に入りのカード・弱点などを解説していきます。
ジェネラルの紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1705967682357-U5Q3JyCwDm.png)
腐敗の大鉈、ウィルヘルト
このカードは黒青1、3/1、ゾンビ・戦士です。
腐敗の大鉈、ウィルヘルトの能力①
あなたがコントロールしていてこれでないゾンビ1体が死亡するたび、それが腐乱を持っていない場合、腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。
ゾンビが死亡するたび、腐乱を持つゾンビトークンを生成してくれるこの能力。
腐乱とは、ブロックができないのと、攻撃したときは戦闘終了時に生け贄に捧げられる能力です。
よくあるクリーチャートークン以外の死亡誘発ではなく、クリーチャートークンが死亡したときにも誘発します。
ですが、出てくるゾンビトークンは腐乱を持っているので、攻守ともにあまり役に立ちません。
ウィルヘルトの2つ目の能力など、生贄要因と考えましょう。
腐乱ゾンビで攻撃し、2点ダメージを与えるだけの行為は無駄です。
しかし、頭蓋骨絞めがあれば、ダメージを与えつつ、すぐにドローができます。
サクリ台がなくても確実に死ねる、ということを覚えておきましょう。
また、全体除去を打たれ、ゾンビが死亡しても腐乱ゾンビが戦場に残ります。
盤面の修復がしやすいのもポイントです。
腐敗の大鉈、ウィルヘルトの能力②
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはゾンビ1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
ゾンビを1ドローに変換してくれるこの能力。
基本的に、1つ目の能力で出てくる腐乱ゾンビを生贄に捧げます。
ウィルヘルトが強いのは、このドロー能力があること。
自身の能力で、ゾンビを腐乱トークンにできたりと、自己完結できている点が強力です。
これにより手札が切れず、戦場にゾンビを供給し続けられます。
ですので、出来るだけ多く、ゾンビカードをデッキに入れておきましょう。
また、この生贄能力はウィルヘルト自身でも構いません。
他に生贄に捧げるクリーチャーがいない場合で、尚且つ次のターンまでに勝負が決まりそうなときは、ドローに賭けることも可能です。
デッキの動き
このデッキのメインプランは、ゾンビによるコンボでの勝利です。
ゾンビで攻めるというよりも、守りを固め、ドローとサーチでコンボパーツを集めます。
ですが、ゾンビを強化するロードもたくさん採用しています。
コンボを消されてしまったり、コンボを狙うよりも殴った方が早い場合は、ゾンビで襲い掛かりましょう。
対戦相手に青を含む統率者がいるなら早めに倒し、安全にコンボを決めるのもありです。
また、序盤の動きとしては、ウィルヘルトを出す前にゾンビクリーチャーを複数体出しておきましょう。
ウィルヘルトを出したターンに、ドロー効果を使っていきたいところです。
腐乱ゾンビをドローに変えるのが一番ですが、それだけに囚われてはいけません。
マナコストの軽いクリーチャーなどを生贄に捧げましょう。
墓地利用カードがあれば、それほど損にはなりません。
おすすめクリーチャー
ゾンビ以外の役に立つおすすめクリーチャーを紹介していきます。
戯れ児の縫い師 / 戯れ児工場
![](https://assets.st-note.com/img/1705967712608-3X1L81BUs3.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1705967730446-0Z6JcVwRwx.png)
このカードは両面カードです。
第1面は、インスタントやソーサリー呪文を唱えるたび、腐乱ゾンビを生成。
第2面は、自分がコントロールする全てのクリーチャートークンは能力を失い、基本のパワーとタフネスが3/3になります。
これにより、腐乱ゾンビの腐乱効果を無くせます。
ウィルヘルトがいれば毎ターンリスクなしでドロー。
ウィルヘルトとファイレクシアの供犠台があれば、無限マナ。
腐乱ゾンビを出せるだけでも、このデッキとの相性はいいです。
しかし、このように第2面は、かなり強力なシナジーを生み出します。
とはいえ、無限コンボのパーツだけではなく、ゾンビトークンのサイズを3/3に変えられるので、盤面の強化にも繋がります。
闇の森のコウモリ
![](https://assets.st-note.com/img/1705967759356-teBYQTMsCr.png)
トークンを生成する時と生贄に捧げる時に、各対戦相手にダメージを飛ばせるこのカード。
このデッキはトークンの生成と生贄を頻繁に行うデッキです。
直接対戦相手のライフを減らせるので、殴り先がない場合でも、しっかりと仕事をしてくれます。
除去されなければかなりのライフを削ることが可能です。
スカラベの神
![](https://assets.st-note.com/img/1705967816692-5UE3IqrPyB.png)
デッキレベルがそれほど高くない試合では、どのプレイヤーもクリーチャーが並び、ゲームが動かないことがあります。
闇の森のコウモリもそうですが、このカードもその時に役立ちます。
アップキープの開始時に、ゾンビ分のダメージと占術が行えるので、硬直した試合では、かなりの有利。
占術も行なえるので、ドローの質も高められます。
また、起動型能力で墓地にあるクリーチャーを、4/4のゾンビトークンとして戦場に出すこともできます。
対象は対戦相手の墓地のクリーチャーでも構いません。
強力な効果を持っているクリーチャーを利用しましょう。
コンボ
それでは強力であったり、勝ち手段となるコンボを紹介していきます。
屋根の上の嵐とアーチリッチ、アサーラック
![](https://assets.st-note.com/img/1705967862611-TS1nowpVNb.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1705967894087-rEtuVr8NgU.png)
屋根の上の嵐があれば0マナでゾンビが唱え放題。
そこにアーチリッチ、アサーラックを出し、魂を喰らう墓以外のダンジョンを選択。
ファンデルヴァーの失われた鉱山を選べば、ライブラリーが無くならない限り、対戦相手にダメージを飛ばせます。
ゾンビ絡みの2枚コンボですが、屋根の上の嵐はコンボ以外に使っても強いです。
アーチリッチ、アサーラックが追放されても、使い道があるので無駄になりません。
墓所這いとファイレクシアの供犠台と戦墓の隊長
![](https://assets.st-note.com/img/1705967956681-TxJojO52eB.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1705967977330-n3bVnHzLzP.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1705968022103-xwZtdptl1F.png)
この3枚で無限ダメージとなるコンボ。
これ以外にも様々な組み合わせがあります。
例えば、ファイレクシアの供犠台ではなく、先ほど紹介した屋根の上の嵐でも無限コンボ。
また、ウィルヘルトがいれば無限腐乱ゾンビ。
その他にも、戦場に出た時や死亡時の効果を無限に繰り返したりと、汎用性が高いです。
このように、墓所這いは無限コンボ要因として、かなり重要なカード。
また、ウィルヘルトでドローに変換しても、また戦場に戻せたり、どのタイミングで使っても強力です。
なので、初期手札に墓所這いがあれば、コンボパーツとして取っておくのではなく、ドロー要因として使いましょう。
しかし、墓地追放には注意が必要です。
お気に入りのカード
次は、デッキのキーとなるお気に入りのカードを紹介していきます。
頭蓋骨絞め
![](https://assets.st-note.com/img/1705968066225-dQhmV3Dqru.png)
腐乱ゾンビをよく生成するこのデッキにとって、このカードは強力なドローソース。
冒頭でも述べたように、腐乱ゾンビはサクリ台がなくても攻撃していれば戦闘の終了時に生贄に捧げられます。
ですので、戦闘前に腐乱ゾンビに装備して攻撃し、2枚ドロー。
他の腐乱ゾンビに付け直し、ターンの終了時にウィルヘルトの能力と合わせ3枚ドロー。
生贄に捧げるクリーチャーがいれば1ターンに合計5枚ものカードを引くことができます。
ゾンビはマナコストの低いものが多いので、息切れしやすいです。
しかし、頭蓋骨絞めがあれば手札がなくなることはありません。
研究室の総ざらい
![](https://assets.st-note.com/img/1705968098070-9LOeRui8h9.png)
戦場のゾンビを生贄に捧げ、ライブラリーからその数だけゾンビを出すこのカード。
デッキの上から戦場に出していくので、思ったような効果が見込めません。
しかし、ゾンビトークンを生贄にすれば基本的にアドバンテージは稼ぎやすいです。
出来るだけ多くのゾンビを生贄に捧げ、たくさんのクリーチャーを戦場に出しましょう。
また、ゾンビが大量に出てくるので、全体除去を持っている対戦相手は、このタイミングで使ってくるでしょう。
その返しとして、ゾンビの黙示録や総帥の召集などを使えばリカバリーもできます。
大鉈のスカーブ
![](https://assets.st-note.com/img/1705968118660-DEujql3ooP.png)
1体のゾンビを2体に分けてくれるこのカード。
除去に対応して能力を起動することができるので、このカード以外に除去が飛んでくることがなくなります。
しかし、タップ能力なので召喚酔いに影響されたり、3マナが必要だったりと不便な点も多いです。
また、伝説のクリーチャーはコピーしても、レジェンドルールによりすぐ死亡します。
基本的には伝説以外のクリーチャーを生贄に捧げますが、戦場に出た時や死亡誘発を目的とした使い方も強力です。
デッキの弱点
基本的に守りに強いデッキとなっています。
勝ちに直結するコンボを複数入れていますが、そのプランが崩れると辛いです。
このデッキはロードによるゾンビ強化も豊富にあります。
しかし、3人の対戦相手をすべて殴りきるのは難しいです。
ヘイトを稼ぎ過ぎないように身を潜め、決められるときに一気に動きましょう。
また、ゾンビで積極的に殴りに行きたい場合、リッチの女王、ヴァリーナでデッキを組むのもおすすめです。
このデッキも組んでいるので、近いうちに解説します。
まとめ
ゾンビクリーチャーが好きだ。
ウィルヘルトの構築済みを強化したい。
コンボルートが多いデッキを組みたい。
こういったプレイヤーに向いているデッキです。
詳しいデッキリストは下あるので構築の際は参考にしてください。
また、おすすめのカードや面白いカードがあれば、コメント欄で教えてもらえると嬉しいです。
では、よいコマンダーライフを!
デッキリスト
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文章中に出てくるカードが抜けていることや、新たに採用したカードが入っている場合もあります。
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