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【読書メモ】成果は強みの発揮でしか得られない。 ドラッカー


成功哲学・自己啓発ジャンルでは有名なドラッカー。
本質を突いた言葉が多く、強みを発揮して成果を出していきたいという人にオススメな本です。

■めちゃくちゃ納得した部分がこちら

人に成果を上げさせるためには、「自分とうまくやっていけるか」を考えてはならない。「どのような貢献ができるか」を問わなければならない。
「何ができないか」を考えてはならない。
「何を非常によくできるか」を考えなければならない。
人の卓越性は、一つの分野、あるいはわずかな分野において実現されるのである。

ドラッカー本でよく出てくるのが「強みの発揮」という言葉です。
人には強み、弱み(個性)があって、それはどんな状況のときに発揮されやすいのかを自らで分析することが大事だと書かれています。

成果は強みの発揮でしか得られない。

僕自身の経験から言うと、新卒で入社した自動車ディーラーでは車を整備する整備士としてのキャリアからスタートしましたが、全く成果を出すことができずブラックな環境で残業をしまくり、メンタルもどん底まで落ちまして3年は続ける整備士を、1年半で営業職に変えてほしいと上司に直談判をし営業に変わった2日目でなんと!車の契約があっさりと取ることができたというミラクルな出来事がありました。そこから新人賞を半年で獲得し、まさに水を得た魚のようにイキイキと強みの発揮で成果をあげることができました。弱みをいくら改善しても、得られるのは周りからの表面的な承認でした。

「強み」はついつい〜〜の中にある

じゃあ、自分の強みはどうやって見つけていくかと言うと、
【人に言われなくても、ついついやってる・考えてる・繰り返していること・頑張ってないけど誉められた】の中にあります。

例えば小学生の頃、勉強は好きじゃないけどノートを綺麗にまとめるのが好きだったり、他の子よりも先生と仲良くなるのが早かった、皆んなを笑わせるのばかり考えてた、好きな子に笑ってもらうために〜〜してたなど、感想文を書くので賞を取ってた。そういった他人に強制されなくても、評価された・喜ばれたことの中にあなたの「強みや個性」があります。
有能な人の多くは、単に今の場所にハマってるだけ

どんなに優秀な人でも、身を置く場所を間違えると強みを発揮できず心もカラダも消耗していきます。
結果を出し評価されるためには、自分の才能や個性がハマる環境や仕事に移動し続けるのがめちゃくちゃ大事。

置かれた場所にもしハマらなければ、あなたの才能や個性は枯れるだけなので、自分の強みがどんな仕事・場所でハマるのかという視点で人生を転がしていくと面白くなりそうです。


一度きりの人生。死ぬときに最高だったなと思えるように。


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