不確定、それ即ち不安

今日は記念すべき社会人1日目である。しかし例のウイルスの影響で入社式は延期で、自宅待機している。覚えなきゃいけないことも書かなきゃいけない書類もあるが、取り掛かるまでに時間がかかる。なんとなく上の空ある。

まして、来月は愚か今月の予定すらも不確定な状況で、ずっとモチベーションを維持するのも難しい。いつまで気合いを入れて、いつ休めるのか。これが早急に決まらないということがどれだけ苦痛か。シフト制の仕事にはかなりのマネジメント能力が必要なんだということを身をもって実感している。まあ新入社員なんて気合い入りすぎと言われることの方が多いからこのくらいがちょうどいいのかもしれないが。

今日もう一つ言いたいのは緊急事態宣言についてである。Twitterなんかを見てても、テレビを見てても早く緊急事態宣言をした方がいいという意見が多かったのだが、果たして本当にそうなのか?と疑問を感じている。

現時点で政府がどのような支援をしてくれるのか、こんな状況がいつまで続くのかもわからない心理的不安が1番大きいのに、そこで非常事態宣言を発令されて冷静でいられるのか。おそらく今発令されれば東京はロックダウンされるだろうし、また買い占めが起こったり、東京から地方への逃避による感染リスクの拡大に繋がりかねない。

たしかに非常事態宣言をしてくれた方が仕事や満員電車がなくなって感染リスクが低くなるかもしれない。ただ、支援策や外出条件が確定しないことには何も根本的に解決しないと思う。こんな大変な時だからこそ、少しでも安心を与えてくれるような確定要素を増やして欲しいなぁ…なんて、予期せず1日モラトリアムが伸びた男の戯言でした。

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