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バリの歴史

有史以前


有史以前から台湾系人はいたが、バリ・ヒンドゥ系の人々が渡来したのは4世紀ごろと確認されている。その後16世紀末にジャワから渡来したヒンドゥーの高僧ダン・ヒャン・ニラルタがウルワツ寺院タナロット寺院などを建立するなど宗教面、芸術面などが進化していた。

第二次世界大戦前後


そオランダの武力による占領政策(世界中から非難されたため文化保護政策は実施)、日本軍の統治、インドネシア共和国の独立、オランダの再上陸に対してグスティ・ングラ・ライ中佐率いるゲリラ部隊の玉砕、スカルノ時代の共産党狩りと、第2代大統領スハルト大統領(1968〜1998)の下観光政策が実施されるまで苦難の歴史が続いた。
グスティ・ングラ・ライ中佐はバリ島のン グラ・ライ国際空港として残っている。またオランダ再上陸の際のゲリラ線には残留した日本軍の一部が参加したため、日本に対する住民感情は悪くない。


スハルト大統領時代末期には、中央集権の大規模開発に対する不満が高まり、地方自治の動きが高まっている。特にヒンドゥ教であること、欧米からの観光客が多いことを理由にして、2002年と2005年には自爆テロが起きている。

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