専業主婦が3人の子どもを東大京大医学部に行かせるにはお金はどうする?
今や、教育費は、家計の中で、聖域と言われてますね。
ママの服や、パパのおつきあい。
家族でのレジャー、食費。
そういったものを削ってまででも、残さなくてはならない神の領域
それが、教育費ということらしいです。
子どもの能力を伸ばしたい。
いろんなことを身につけてやりたい。
好きなことをやってほしい。
塾に行って、それに足らず、家庭教師もつけて。
中学から私学にいって、予備校に通って。
習い事も
水泳、ダンス、ピアノ・・・・・
子どもがやりたいっていうし、うちの子だけさせないのもかわいそうだし。
なんとなく流されて、いくつもの習い事をかけもったり、何も考えずに予備校に通い続けたり。
だけど、毎月の家計の中で、使えるお金に限りがあるのも事実だし。
とはいえ、お金がないからという理由で、
子どもの可能性を潰したくない、と親は悩みます。
子どもの可能性は無限大。
だけど、何でもかんでも子どものために
際限なくお金を払うのか?となると、それは別問題だと思うのです。
子どもの可能性と親の援助できる限界。
そのハザマで、悩む親御さんは多いのではないでしょうか。
できるだけ、ききわけのいい親でいたい。
子どもの前では、かっこつけたい気持ちもわかります。
だけど、今の現実を見ることが大切なのです。
現実を見るといっても、ただ削る、節約するという話ではないですよ。
なんとなく、みんなが行ってるからといった
曖昧な理由で、お金を使ってしまうことを
やめましょうというお話しです。
うちの場合、子どもたちが生まれたときは
私は資格も何もない専業主婦でした。
夫は会社員だし、子どもを大学まで出すことができるんだろうか?と不安に感じそうなところ、なぜか行かせたいと思っていたんですね。
ここまで書くと、さっきまでの話とは、反対のことを言ってると思われそうですが。
当時は、真剣にそう思っていたんです。
理由なく。
大学に行く頃は、我が家はどうなってるのかわからないけど、なんとかなるだろう。
ある意味、楽観的な思いで子育てをしてきました。
ただ君たちに使えるお金は無限じゃないよ?という話は、子どもたちにしてきました。
子どもの進路に口出しはしませんでしたが、
親の出せるお金については、話をしています。
お金がないから、という理由で地元の大学に入って、自宅から通ってよ、とは言いませんでした。
自分の行きたいところへ行っていいよ。
だけど、親からのお金だけで無理なら、後はなんとかしなさい。って言ってました。
私立中学に行きましたがそこまでは想定内。
あとは、子どもがどう考えるのかに、おまかせです。
本当に行きたい大学があるのなら、なんとかすればいいし、ムリに大学に行かなくてもいい。
行きたい大学に入るためにどうやればいいのかは、自分で考えること。
どっちにしても、子ども自身が決心すれば、
実際、なんとかなるものですから。
これ、不思議な話ですけど。
子どもが生まれた当時、専業主婦だった私は
司法書士になりました。
そして、子どもたちは結局、3人とも大学に行き、全員自宅外から通っています。
とはいえ、3人とも国公立に行きましたし、
下宿しているのは一人だけ。
後の二人は寮に入ったり、親戚の家から通っています。
大学受験も、予備校には、ほとんど通わず
独学か、学校の先生を使い倒してました。
結果的に、東京の私学に入って、都内で下宿する一人分よりも安いかも。
本人たちは、与えられた条件の中で、自分で行く大学を選んで行きました。
うちはお金がないから、子どもに満足なことをしてやれない。って悩む必要はないんです。
子どものために、ムリをして破産しそうになるほど、ローンを抱えこむ必要もありません。
子どもはどんな条件でも、自分で進む道を決めて、自分の可能性を信じて、最善を選んで、進んでいくものですから。
親はその応援をすればいいだけです。
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