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人生の岐路に立った時に選ぶ基準って?

自分の経験にムダなものは一つもない。
その全てが自分の血や肉になっている。

若い頃はスルーしていた言葉だが
年を重ねるごとに、実感を深めている。

最近、娘が就活をしていて
悩みを聞くことが多い。

どっちの会社を選んだらいいんだろう?
本当に合った会社ってあるのかなあ?

そんな時、私は決まって答える。
「どっちを選んだって正解だよ。」と

テキトーに思われるかもしれないけれど
私は自分の経験からそう思っているのだ。

自分が就活をしてたのが30年前。
当時の私はずっと仕事がしたいと思っていて
再雇用制度とか、有給の取得のしやすさとか
色々探していた。
本当にずっと働く気だった。

しかし、わずか2年後、結婚をすることになり、
物理的な事情であっさり仕事をやめた。
そして専業主婦、3人の子育てをして、司法書士になった。
法学部出身でない自分がまさかこんな仕事をやっているとか
就活していた時の私からはとても想像もできなかった世界に
今の私はいる。

もしかしたら
結婚して辞めるという選択をしなかったら
今でもバリバリと仕事をし続けていたのかもしれない。
お金だってもっともっと稼げていたのかもしれない。

結婚という経験、そして、子育てという経験。
それは働く中ではハンディになってしまったのかもしれない。

だけど
それを選んだからこそ、感じられたものは
計り知れない。
今の自分を作り出しているのは
間違いなく、その経験たちなのだ。

だから、私はどちらを選んでも大丈夫だと実感している。

いくつかの選択肢があって
どちらを選ぶのか?は本当に難しいし
自分で選べないから誰かに選んでほしい、と思ってしまうもの。

だけど
選択肢に正解はなくて
「自分で選ぶ」というところが一番大切なのではないか。

あなたの人生の主役はあなたなんだから。




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