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『ゆずツアーRita ーみんなとまたあえるー @札幌文化芸術劇場hitaru』に参戦してきた!

2023年6月。
人生で初めて「遠征で」ライブ参戦をしてきました。
そう、愛してやまない我らが平成爽やかフォークデュオ ゆず のライブ『YUZU TOUR 2023 Rita ーみんなとまたあえるー @札幌文化芸術劇場hitaru』

数年ぶりの旅行も伴っていたため本当は時系列に沿って(1日目の地獄のような早起きから顔面蒼白になった忘れ物事件を経てのライブ参戦まで)書きたいのですが、そこを頑張ってるといつまでも進まん、となりました。
書きたいことから書くスタイルで。

ちなみに、詳しく書きませんが「セトリ」「演出」にも触れています。
これからRita参戦予定の方などで「ネタバレいやだよ」という方は読まない(もしくは薄目でチラ見)方向でお願いいたします。

■自制心が試されるゆずガチャ

数年前に颯爽と登場し定着、ゆずっこの心と財布をぐっとつかんだもの。
それが「ゆずガチャ」(ガチャガチャ)
ツアーごとに新しグッズのラインナップが揃えられる、ライブを訪れたゆずっこが避けて通れない娯楽沼です。

御多分に漏れず私も毎回「1回だけ…いや、もう1回!!」と複数回チャレンジ。消えていく500円玉、増えていくかぶった缶バッジ。
いつもそう、大当たりは狙わず粛々とガチャってるのに、なかなかお目当てのものは当たらない。
財布から金が無くなるのが先か、自制心を働かせるのが先か…。
ちなみに時々「Twitterを駆使してお目当てのものが当たった人を探し、トレードする」という勇気とコミュニケーション能力の塊のような方がいらっしゃるのですが、そんなことが私にできるはずもなく。
ほしいものはずっと手に入らないまま…という状況がかれこれ4年続いてます。

ミニタンバリンが…ミニタンバリンが欲しいんだよう…!
(画像はゆずオフィシャルストアからお借りしました)

■列に並んでいる時間が己との勝負のグッズ売店

私が思うに「ゆずライブ3種の神器」
ライブTシャツ(一体感を得るためにまとうべし)、
ライブタオル(埃をまき散らしながら振り回すべし)、
タンバリン(あの曲とあの曲で全力で鳴らすべし)。

もう、最悪パンツを履き忘れてライブ会場に入ってしまったとしても、この3点さえあれば最高にライブを楽しめるものと考えています。

しかし近年ではその他多くの「ライブ参加グッズ」が登場しており、これもまたゆずっこ(22年目)としてはゲットしないわけにはいかない。
※コロナ禍のライブを支えた「もう1回うちわ」、ことごとくゆずっこの腕力を奪っていった「BooBooゆず太郎」などなど…。

今回のライブでも「Ritaフラッグ」なるものが登場していたため、グッズ販売の列に並んだのですが、この時間もまた、誘惑との戦いなのです。
もう、絶対、今回こそは、予定しているものしか買わないぞ。いっつも予算を大幅にオーバーしちゃうんだから、今回こそは己に厳しくいくぞ。
と、毎回思って列に並ぶも、予定外のものを買わなかったことが無い。
周りのゆずっこを観ていると「あの帽子かわいいな」とか「あのキーホルダーやっぱほしいな」とか…思っちゃうんだよね…!
自分のレジの順番が来るまで「欲しい」「買わないぞ!」とが戦い、戦い、戦いまくり、まあ結局最終的には、「もともと買う予定でした」くらいのすまし顔で何のためらいもなく買っております。

何か知らんけど気づいたら買ってた。知らんけど。
(画像はゆずオフィシャルストアからお借りしました)

■衝撃と感動にやられたライブのスタート

ゆずと言えばお決まりのライブ前の「ラジオ体操第一」を超絶真剣に行った後(となりの席の夫にバンバン当たろうがお構いなしで本気で体をほぐしにいくスタイル)、いよいよ始まる。

一気に高まる緊張。
くるぞ、くるぞ、ステージにゆずが現れるぞ。
と、目を凝らして暗いステージを見つめていたら。
なんと目の前に悠仁さんが登場(普通に観客席のお客さん用の入口から入ってきた)。
えーー!そこからかい!!笑
思いがけない近さでの登場に心が追いつかず、夫婦ともども喜び、慌て、戸惑いました。聞いてないよ~!(Byダチョウ倶楽部)

しかし次の瞬間視界がゆがむ。鼻の奥が痛くなる。
やばい、泣く。泣いてしまう。
なぜなら流れてきたイントロがその日一番聴きたかった曲『公園通り』だったからでした。

『公園通り』は私の中で1位2位を争うほど好きな曲。
その日ライブ会場へ向かう道すがら通った大通公園で、夫と、
「きっと今日は『公園通り』を歌うよね、こんな大きな公園が目の前にあるもんね、悠仁さんのことだから今朝はここをランニングしてたんじゃないかな?」
とワイワイと言い合った曲。
まさか1曲目に聞けるなんて、ああ、夢のよう。

そしてそこで同時にあることに気づきました。
他のお客さんが…「悠仁~!」「岩ちゃん~!」と声を出している!

ああああ…そうか、そうだった。
今回は約4年ぶりの「観客の声だしOKのライブ」じゃないか。

2020年の3月にライブが延期になったあの瞬間から、いつかまた、と夢見ていた、いつものライブ。
信じてずっとずっと待っていた、全員が一体になれるライブ

もちろんこの4年の間のコロナ禍仕様のライブだってとっても楽しかった!
私たちゆずっこが声が出せなくても楽しめるように、ゆずの2人は毎回毎回最高な演出を用意してくれていました。
でも、その時期が長かっただけに「もしかしたらもう二度と以前のライブは戻ってこないんじゃないか」と不安が募らなかったわけではない。

でも!!!
やっと戻ってきたんだ…!!

そして始まる『公園通り』。
涙腺崩壊。号泣。マスクびっしょびしょ。隣の席の夫も苦笑い。
でも、そりゃあ泣くよ、泣かしてくれよ、胸がいっぱいだよ。

もう二度と戻れない日々を
こんなに幸せな今があるのに
交差点の信号が赤に変わる
足を止め振り返れば 昨日が遠ざかる

ゆず『公園通り』

『公園通り』の歌詞がいつもより妙に深く胸に響いて、きっと私はこのライブを一生忘れないだろうと確信しました。

ちょっと第二は…わかんないすけど…。
(画像は以前書いたイラストの流用です)

■最高に期待を裏切らないライブ

感動で始まったライブ。
もちろんいつもの「期待を裏切らない」ライブでもありました!

CDを超えちゃうゆずの歌唱力
1曲もはずれが無い、揃いに揃った名曲たち
最大限に会場を駆け巡り歌う悠仁さん
どっしりギターを奏でつつしっかり笑いはとっていく岩沢さん

初登場のオリジナル楽器「中年(ちゅうねん)」
新曲『Frontier』でゆず本人より本人っぽい動きのドラマー氏
※お名前を失念したことが何よりの後悔です。
意外と振り回すのが難しい「Ritaフラッグ」
絶妙に難しいゆずクイズ
そして、ゆず誌(ファンクラブ会報誌)持参でゆずクイズに臨みしっかりと正解を勝ち取っていた前列の方のゆずっこの方(ゆずっこの鑑やわ)

『夏色』では曲が終わりかけたら、観客が一体となり「もう1回!もう1回!(もう1回サビに戻って歌ってよ~!)」とゆずに懇願し、そしてそれに対して悠仁さんが嬉しそうに「バカヤロー!」とあおる、というのが定番
※と、今文字にしてみるといったい私たちは何をしているのだ、という気分になったのですが、これはゆずとゆずっこの最高の戯れなのです

「もう1回うちわ」を掲げることによってこの戯れが成立したこの4年間でしたが、これもまた声出し解禁に伴い終わりなんだな。
ということにまたちょこっと涙。すこし寂しい。

…なので多分次のライブも一応「もう1回うちわ」持っていくと思う。

もちろんうちわなので、涼むこともできます。
(画像は以前書いたイラストの流用です)

■次のライブに向けた課題

ちなみに今回ちょっと笑ってしまったのは、ゆずっこの「アンコール」がちょこっとだけ下手になっていた事。笑

これもまたゆずっこあるあるなのですが、ゆずのライブでは「アンコール!」というコールの代わりに『する~』や『贈る詩』という曲をゆずっこたちで大合唱する、というのが定番です。
ただ、声出し禁止のこの4年ずっとアンコール合唱をしていなかったもんだから、なんだか終わり際がうまくいかず
ゆずもゆずっこもちょっとあたふたしました。笑

でもこれもまたライブを一緒に作ってる感があっていいよね、とちょっとうれしく思ったりなんかして。(私だけかしら、ふふ)

といいつつ、次回のライブでは壮大なアンコール合唱が出来るように、練習しときますね、悠仁さん!岩ちゃん!

そして、次のライブこそ、泣かない!!

元々涙腺が弱くライブでは毎回うるっと来てしまう。
※またゆずに会えたという目の前の事実、ゆずが実在することに対する奇跡、ゆずと同じ時代に生まれたことへの感動がごちゃ混ぜになり、ウルッと来る。…いや、うそ。結構毎回ちゃんと泣いてる。

でもいつもはしっとり静かに泣いてるんです。
すっと泣いてすっと持ち直して、タンバリン叩きまくるんです。
今回はちょっと、すごく、泣きすぎた
あの大号泣の後、マスクが冷え冷えになってしまい顔が冷たくて耐えられなくなりマスク交換。
つまり結果的にマスク交換に要した時間分、ゆずを観られるはずだった時間が減っている!!!!!
これは反省すべき点です。

だから、次のライブは、絶対に泣かない!
※自信は、ない!!!

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