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【劇団四季】『ライオンキング』を観てきた!

劇団四季は『ライオンキング』もすごいらしい。

先日、数年ぶりに劇団四季『ライオンキング』を観劇してきました!

今更説明は不要かと思いますが、劇団四季は日本が誇るスーパー演劇集団。
理念の一つに文化の一極集中の是正を掲げ、日本全国で毎日のように素晴らしい演劇を行っている、我が国の宝と言っても過言ではない存在です。

そしてそんな彼らが手掛ける数多くの演目の中でも歴史ある演目の一つなのが、今回観劇してきた『ライオンキング』です。
※つい先日日本上演24周年を迎えたらしい。シンバ、おめでとーーー!!

あまりに有名な物語がゆえに、「ネタバレNG!」とかはいまさらないかもしれませんが、感想をふわっとまとめますと…。

物語の壮大さと演出に感動
俳優さん達の素晴らしい演技と歌声に
そして劇場をあとにする頃には、ハクナマタタで爽快感

という感じでした。

なんだか仕事とかその他諸々悩みは尽きんけど、いやいやそんなもん、たいしたことないわーって開き直れちゃう系(いや、わたしは、よ?)。

ということで、今回の『ライオンキング』観劇で経験した3つの「はじめて」をご紹介いたします!

はじめての「ひとり観劇」

じつはこれまでひとりで観劇をしたことがなかった沖野なんですが、今回諸事情により、はじめての「ひとり観劇」になりました。

そこで私はとってもとっても大切なことに気づいたのです。

ひとりで観劇するときは、
ちゃーんと自分でいろんなことを確認して観劇に臨まないと、
ダメ、絶対!!
ということ。

いや、当たり前なことすぎてびっくりかもしれませんが、いかんせん私いっつも人に任せっぱなしだったもんで、今まで何一つ自分で確認したことが無かったんです。

だから
劇場に移動し始めてから「あれ?開演何時だっけ?間に合うっけ?」となり
劇場に入る前に「あれ?チケットってどう出すんだっけ?」となり
劇場に入った後で「あれ?席って何階のどこだっけ?」となりました。

※開演ぎりぎりになり、骨折(ヒビ)した足で走りました。
※チケットQRコードすぐ出せず入場列を若干詰まらせました。
※ぎりぎりまで席の確認が出来ず冷や汗かきました。

※ちなみにまんまとしっかりと自宅に忘れ物(オペラグラス)もしました。

みなさん、劇場内は己との静かな戦いの場です。

余裕のある到着時間、スムーズな入場、念のためのトイレ、座席の確認と着席タイミングの決定、グッズ売り場の調査、念のためトイレ、パンフレット購入の検討、念のためトイレ…。

よりよい観劇環境を整えるためにも、
きちんと事前確認をして観劇に臨みましょう!!

はい、わたしも成長します…。

はじめての「有明四季劇場」

そんなドキドキハラハラな観劇体験をしてきたのは私にとってはじめての「有明四季劇場」。実はこの劇場、ここ数年新劇場開幕ラッシュだった劇団四季の最も新しい専用劇場なのです。

※ちなみにいま『バケモノの子』を上演中のJR東日本四季劇場[秋]、『アナと雪の女王』を上演中のJR東日本四季劇場[春]も新しいよ!

これから「人生で初めて劇場(有明四季劇場に限らず)いきまーす」という人に伝えておきたいことは、

「しっかり入口を確認しておけ…!!」
ということです。
※結局「確認」やないか…。

みなさんご存知でしょうか。劇場って、実はたくさん入り口があります。
※大道具等の搬入口、スタッフ専用入り口、観客専用入り口…。
そもそも劇場というもの自体が大きい建物なので、ひとたび間違った入口に行ってしまうと、そこから正しい場所に移動するのも大変なのです!

さらに複合施設に入っている劇場等(例えばキャナルシティ劇場など専用劇場じゃないところ)は、さらに多くの入口トラップがあります。
※ショッピングゾーンに迷い込むとなかなか劇場にたどり着けなかったり。

観劇前に疲れ果てる…なんてことを避けるためにも、
入口を確認(もっというと最寄り駅の改札~入口を確認)することを強く推奨いたします。

※なんでこんなことを強く言うかっていうとね、そもそも時間ぎりぎりで動いてた上にうっかり勘で有明ガーデン(劇場と全くつながっていないショッピングモール)に向かっちゃって、爆走で劇場入り口を探し回ることになっちゃったからだよ。

「スタッフ・キャスト表」って絶対に撮っちゃう…。

はじめての「北澤スカー」

そしてメインでございます。

今回私が久々に『ライオンキング』を観劇に行こうと思ったのは、何を隠そう、劇団四季俳優北澤裕輔さんが出演されているということを知ったからなのです!!
そう、私にとってはじめての「北澤スカー」

※ここから私の北澤さんに対する想いを交えお話しいたしますのでご了承ください。

私が初めて北澤さんの歌声を聴いたのは当時名古屋四季劇場で上演されていた『オペラ座の怪人』のラウル役

『オペラ座の怪人』は何度も観劇している演目ではあったのですが、その日は「沖野史上最良の席」での観劇でした

ラウルとして颯爽と登場した北澤さんは文字通り王子様という感じで、そのまっすぐな瞳にまず目を奪われ、そして歌声にすっかり心を奪われてしまったのです…ふふふ…。

※絶対そんなことあるはずないのに終演後は「私ラウルと目が合った!」と大興奮して姉を呆れさせたのは、いい思い出。

そこからYouTube等で様々なイベントでの北澤さんの歌唱シーンを観漁っていたのですが、なかなかご本人の出演される公演をリアルで観る機会に出会うことが無く…。

いつかまたリアル北澤さんを観たいなあ…と思いながら、
日々の生活(仕事して、結婚して、甥っ子を愛でて)を営んでいましたら、気づいたら約8年たってました。

そう、今回の観劇は私にとって8年ぶりの北澤さんとの再会でした!

今回の北澤さんはいわゆる悪役
シンバ(というかプライドランドに生きるすべての者たち)を苦しめるスカーという役どころです。

私の中ではどうしても北澤さんに対し『オペラ座の怪人』のラウルや『Wicked』のフィエロ等プリンス感のイメージが強かった為、
「悪役…?北澤さんが…?大丈夫…?」と思っていたのですが、
※お前何様だ、という感じで恐縮ですが。笑

なんのこっちゃない!!
ばっちりスカーだった!!!笑

スカーの悪役らしい卑劣な姿
でもちょっと突っ込みどころもあり憎たらしいけど完全には憎めない感じ。
※私は四季スカーをそういうキャラクターと思っている。

北澤スカーはまさにスカーでした。
北澤さん、本当に素晴らしかったです。

そして長年第一線で舞台に立ち後輩指導をしながらも、新たな役に挑戦されている姿に、本当に心が震えました。
本当に本当に、これが今回の観劇で一番感激したことです。

※…はっ…意図せずダジャレに…誰も気づかないでくれ…!!!

さいごに

今回は「北澤スカーが観たい!」というきっかけで観劇をしましたが、やはりどの俳優さんも(名前のある役も、ない役も)みんな素晴らしく、ダイナミックな歌唱やダンス、ストーリーに涙が出ました。

人が一生懸命に何かをやってる姿って、本当に素敵だなと思います。
劇団四季のミュージカルを観劇すると、毎回思います。

まだ観たことの無い方、ぜひはじめての『ライオンキング』観てみてください!!

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