文字と言葉の向かうべき先

前前回投稿『文字と言葉との出会い』
前回投稿『文字と言葉の隙間から』
に続くシリーズ3投稿目。
シリーズなのか?というツッコミがあるかもしれないが、まぁ。そこは大目に見て欲しい。
前回投稿の最後で『声劇との出会い』に触れた。私が声劇に出会ったのはある配信アプリだった。最初は何をしているのか理解出来ていなかったが、次第に理解し感動へと繋がる。

書くことを止めてからずっと私は文字や言葉に飢えていたのかもしれない。ぼちぼちとnoteでの投稿を投稿する事で満足していた私が、この声劇の世界を書きたいと思うまでにそう時間はかからなかった。枠主からのたった一言、

『書いてみたら?』

この一言で私の物書きとしての第2の人生が幕を開ける事になる。初めてながらに尺など関係なしに短いものを書いてみてお渡ししたところ、喜んで演じてくれた。そうして自分の台本が読まれる、演じてもらえる事への喜びも同時に得る事が出来た。程なくして次を書いては持ち込み演じてもらうと、

『企画で使う台本を書いて欲しい。』

と依頼が舞い込んで来る。台本を書いて欲しい。今まで自分から書いては持ち込んでいたものから、依頼を受けて書く側へと変わっていく。この依頼が無ければ今でも、書いたものを持ち込んでいたのかもしれない。そして声劇の予告MVのセリフプロデュース。予告MVで流すセリフを考えて欲しいとの依頼が来る。声劇の台本は見ずに、概要のみ聞いてセリフを提供させていただいた。これがまた演者と編集が素晴らしく、声劇への期待は高まるばかりである。
いくつかの依頼を受け、更なるステップに進む事になる。そう、声劇企画の共同開催だった。

『一緒に声劇の企画をやりたい。』

この提案が無ければ、私は表舞台に出る事は無かったのかもしれない。ここでも、私は恵まれていた。この声劇企画の共同開催はこれまでに複数回行われており、また次も計画中であるのでお楽しみに。

声劇企画の共同開催を経て私は、台本の執筆量が一気に加速する。思えば活動を初めておよそ半年。累計作品数は100本を超え、現在も増え続けている。

これから文字と言葉の向かう先で、今後どのような未来を見せてくれるか。私自身も分からない。だがそれは無限の可能性が広がっているとも言える。

私は今、そういう世界で生きている

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