『放課後の日常』~チョコレイトパワーでマキアージュ!~ 想定4分
~前置き~
・登場人物
琉唯 (るい) 女
めい (めい) 女
琉唯とめいには秘密があった。
なんと2人は……魔法少女なのである。チョコレートの国から来たチョ・コ・レイトが配っていたチョコレートを食べてから魔法の力が覚醒し、琉唯は「魔法少女、チョコ・キットカット(外見洋風)」、めいは「チョコ・アポロ(外見和風)」として、日本侵略を企むおやつの組織、『パティスリィ』の手先であるドーナツ星人やシュー・ク・リーム大佐、バーム・クー・ヘーン軍曹との戦いを繰り広げる。果たして日本の命運はいかに!?
※パティスリィとはフランス語でお菓子、ケーキの意味
琉唯必殺技……ミル・フィーユ・レ・ショコラ(キットカット(ミルフィーユ型のチョコ菓子))フランス語から引用
めい必殺技……フレーズ・エイベック・ショコラ・ノアール(アポロ(イチゴチョコとブラックチョコ))フランス語から引用
本編は以下
《キーンコーンカーンコーン 終業のチャイム》
琉唯
『学校終わったー!』
めい
「お疲れ様。今日もいつものコース?」
琉唯
『ふふふ、今日はね……ミスド行くわよミスド!』
めい
「はいはい。駅前の~でいいんだよね?」
琉唯
『うん!』
めい
「それじゃあ、行こっか。」
《ブーブーブー(着信音)》
琉唯
『はい、こちら琉唯。……な、なんですって!?』
めい
「琉唯ちゃん?どうしたの?」
琉唯
『ミスドが危ない!』
めい
「えぇ~またぁ!?」
琉唯
『めい!行くよ!』
めい
「んもぅ、面倒臭いなぁ。」
《パク、もぐもぐ (チョコ食べる)》
めい《変身》
「チョコレイトパワーマキアージュ!」
琉唯
『私も!』
《パク、もぐもぐ (チョコ食べる)》
琉唯《変身》
『チョコレイトパワーマキアージュ!』
めい
「いた!あそこ!ドーナツ星人!」
琉唯《口上》
『日本のお菓子は私たちが守る!チョコレイトの魔法使い、チョコ・キットカット!』
めい《口上》
「いつもは普通の高校生。チョコレイトの力でマキアージュ!チョコ・アポロ!」
琉唯
『あ、そのセリフ可愛い。ずるい!私も次から真似する。』
めい
「それはいいけど、今はドーナツ星人なんとかしないと!」
琉唯《必殺技》
『ミスドが食べたい私の怒り~!ミル・フィーユ・レ・ショコラ!』
めい
「あ、私……出番無かった。」
琉唯
『やったわね。』
《ブーブーブー(着信音)》
めい
「もしもし。ドーナツ星人は対処OKよ。……え?次はビアードパパ!?」
琉唯
『ミスドは!?』
めい
「今日は無し!」
✄-------------------‐-------------------‐------✄
琉唯
『いたー!シュー・ク・リーム大佐だわ!』
めい《必殺技》
「シュークリームは私が守る!フレーズ・エイベック・ショコラ・ノアール!」
琉唯
『シュークリーム大好きだもんね……怖いわ……。』
《ブーブーブー(着信音)》
琉唯
『チョ・コ・レイト!あんたタイミング良すぎなのよ!で?今度は何!?』
めい
「まだ続くの~?」
琉唯
『バーム・クー・ヘーン軍曹がクラブハリエの直営店を襲ってるって!』
めい
「はぁ~。もう普通の高校生に戻りた~い~。」
琉唯
『後でたい焼き、おごってあげるから!』
めい
「頑張る!」
琉唯
『何てゲンキンな……まぁいいわ。さ、行くわよ!』
めい《モノローグ》
「日本侵略を企むおやつの組織、パティスリィの手先を相手に戦う2人の魔法少女。」
琉唯《モノローグ》
『日本のお菓子は若き2人の女子高生によって守られている。』
めい
「はむ……。ふふふ、たい焼きたい焼き。」
琉唯
『チョコレイトの力でマキアージュ!』
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?