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古代オリンピックのスポーツバカ

古代オリンピックは
ギリシャ南西部のド田舎
オリュンピアで開かれた
紀元前776年から1100年間
285回大会まで続いた不朽の祭事だ。

これは大神ゼウスに捧げるので
観覧料は無料だった。

ギリシャばかりか
黒海やスペインから
命の危険を冒してまで
古代のスポーツバカが
7万人も集まった。

しかし、無料の代わりに
観客の為の施設はない
上水道も下水道もなく
ホテルもない

貴族も平民も広場にテントを敷き
1カ月以上も住み着いた。
古代のウッドストックだったんだ。

もちろん不衛生な環境で
感染症で死者も出たけど
大会が終わるまで帰る人間はいない。

死ぬかも知れなくても
古代のプロフェッショナルの競技が見たかった。

全裸で己の力だけで敵を打ち負かす英雄の姿を

人はパンのみに生きるにあらず

死ぬかもとびくびくする所に真の生はない。
死にたくないと委縮するだけ人は
本当の生から遠ざかる。

古代のスポーツバカの
なんと活き活きとしている事か
コロナごときで自粛している日本人は
生きながら死んでいるよ。

今日のニュースを語ります。