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ポッドキャスト番組「沖縄音楽情報交換所」 Episode 0 「番組のご紹介とナビゲーター・岡村聡士の自己紹介♪」(テキストバージョン)

はいさい!ぐすーよー!
みなさん、はじめまして。
ポッドキャスト番組「沖縄音楽情報交換所」エピソードゼロ、スタートします。
僕は沖縄出身・東京在住のシンガーソングライター・作詞作曲家・編曲家・音楽プロデューサー・三線奏者・ボイストレーナーの岡村聡士です。
肩書きが長くてすみません。

これからはじまるポッドキャスト番組「沖縄音楽情報交換所」について、今回は本格スタートを前に、Episode 0として番組についてのお話をさせてもらおうと思います。
この番組「沖縄音楽情報交換所」は、その名の通り、沖縄の音楽に関する情報をジャンルや県内県外問わず楽曲をご紹介したり情報をお寄せいただいたりする番組にしていきたいなと思っています。
沖縄民謡・沖縄ポップスはもちろんのこと琉球古典音楽やロック・レゲエ・ヒップホップ・テクノ・・・とにかくジャンルにしばり縛りを設けず、メジャー・インディーズ問わず、沖縄に関係する音楽を現役ミュージシャンである僕の視点で分析したり曲にまつわるエピソードを交えてお話したりしながら独断と偏見たっぷりに進めていこうと思います。
ただし、ご紹介できる音源は、音楽配信サービス「Spotify」で配信中の音源のみになります。

実は、数年前から東京(関東)を拠点に活動している沖縄出身インディーズミュージシャンの楽曲を集めた「沖縄ミュージック in TOKYO」という Spotifyのプレイリストを個人的に作って公開していまして、不定期に更新を続けています。

まあ、そんなにフォロワー数の多いプレイリストではないんですけれども、そこでご紹介した楽曲がSpotifyの公式プレイリストにピックアップされたり、微力ではありますけどアーティストのプロモーションや曲の再生数アップには貢献してるんじゃないかな~なんて思っています。

で、ずっとこのプレイリストを発展させた動きが何かできないかな?と思っていまして。
そんな中、一昨年、Spotifyが運営するポッドキャストプラットフォームAnchorで「Music+Talk」という音楽とトークをミックスした新しいポッドキャスト番組の制作配信サービスが始まりまして。
これだ❗️とビビっと来たわけです。
いろんな沖縄関係の音楽を紹介する番組をやってみよう!なんて思いましてね。

実は今まで著作権の問題、正確には著作隣接権って言うんですけれども、があってポッドキャスト番組でCDや配信リリースされている音源を流すことはできませんでした。
これはClubhouse とかTwitterのスペースなどの音声配信SNSでも同じですね。
もし音源を流して何もお咎めがなかったとしても、法律的にはNGですし、一般的なラジオと違ってその音源の権利者つまりミュージシャンには二次使用料が1円も入ってこないという・・・紹介してもらうことは嬉しいしありがたいんだけど・・・ん~なんともモヤモヤした状況があったわけです。

それが、このAnchorの「Music+Talk」では、番組制作者(ここで言うと僕ですね)がSpotifyのプレミアムプラン(有料プランですね)に加入していれば、Spotifyで配信されている楽曲の音源を自由に番組の中で紹介できるという仕組みになっています。
そして紹介された音源の権利者には、ちゃんと再生数に応じて金額が支払われます。
ほら、ね、やっとスッキリした!感じになります。
僕の好きな沖縄の音楽とか頑張っている友人ミュージシャンたちの楽曲を紹介して僅かばかりでも応援できたらいいなあと思ってこういうポッドキャスト番組を始めてみるんですけれども、とてもワクワクしますね。
去年の朝ドラじゃないですけど、まさにちむどんどんでございます。

ただ、今のところこれはSpotify独自のサービスなので、リスナーさんがどのやプラットフォームでこの番組を聴くかによって楽曲を聞ける範囲が異なります。

Spotifyのプレミアムプラン(有料プランですね)ユーザーのリスナーさんは、番組内でご紹介する楽曲のフル尺を聴くことができます。
Spotifyの無料ユーザーさんは、楽曲を30秒試聴可能です。
アップルポッドキャストとかねAmazonなど他のプラットフォームでお聴きのみなさんの場合、楽曲は自動的に外された形となります。
今後どのプラットフォームでも同じように聞いていただける環境になるといいな~と期待しながらまずは始めて続けてみようかと思っています。

さて、ここまでいろいろ話してきましたが、まずはテスト的に1曲ご紹介してみたいと思います。
手前味噌で申し訳ないですが、僕自身の楽曲です。
昨年2022年夏から全国公開された映画「島守の塔」のインスパイアソングとして映画の公式TikTokや公式Instagramでのプロモーションに使用していただきました「いちやてぃん」という楽曲です。
いちゃてぃん、いつでもどんなときも、いちまでぃん、いつまでも、あなたの幸せと世界の平和を願っています。そんな思いを込めた楽曲です。
では、お聴きください。
岡村聡士で「いちやてぃん」。

はい、お聴きいただいたのは、岡村聡士で「いちやてぃん」でした。
まあ、僕の曲なんですけどね。
この番組をこれからね、どんなフォーマットや構成で番組を進めていくかは今後様子を見ながら探り探り試行錯誤していこうと思っています。

あ、ここで遅ればせながら、もうちょっとだけ詳しい僕の自己紹介をさせていただきたいと思います。
ま、episode0だからこそできることかもしれませんのでね。
番組冒頭でも言いましたけれども、沖縄出身のシンガーソングライター・作詞作曲編曲家・音楽プロデューサー・三線奏者・ボイストレーナーです。
現在は東京を拠点に全国でライブ活動を展開しながら、作詞作曲家として他のアーティストや映像作品に楽曲提供したり、アレンジ(編曲)させてもらったり、三線奏者としてレコーディングに参加したり、最近はボイストレーナーとしても活動しています。
ちなみに、5年ほど前から琉球古典音楽安冨祖流絃聲会に所属して改めて琉球古典音楽も学んでいます。
今でこそ三線をメイン楽器として活動していますけれども、元々は12歳(小学校6年生)からギターを弾き始めて、その後はがっつりロックにハマってました。
中学で初めてバンドを組んで以降、高校時代ももちろん、大学で上京してからもずっとロックバンドで歌ったりギター弾いたり曲作ったりしてました。

で、大学卒業を前にしても全く就職活動はしないでですね、メジャーデビューを目指してレコード会社やプロダクションのオーディションを受けまくってたんですけど、まあなかなか思うようにはいかず。
中にはもう一歩のとこまで進んだものもあったんですけどね。
そんな中、とあるご縁で某レコード会社でバイトを始めたんですけれども、それがきっかけとなってなんと元チェッカーズの藤井フミヤさんのアルバムに楽曲を提供するというびっくりな出来事が起こるんですね!
しかも当時フミヤさんが出演していたダイドーブレンドコーヒーのテレビCMのタイアップ楽曲になるというオマケまでありまして。

自分自身のメジャーデビューというのは叶いませんでしたけれども、まさかのメジャーアーティストへの楽曲提供という形で作曲家デビューを果たしたわけです。
その後、弟の尚之さんのアルバムに詞を提供したりフミヤさんプロデュースの女性アーティストへ曲を書いたり、ちょこちょこやってたんですけどね、特にどこかプロダクションや事務所に所属していたわけでもなかったこともあって、いろいろ紆余曲折ありまして、表立った音楽活動から距離を置いた時期も・・・期間が続きましたね、数年ね。

その後、2008年ごろから関東の沖縄料理屋さんで三線ライブを始めまして、様々なジャンルの音楽と意外なウチナーグチの組み合わせというのを特徴としたオリジナル楽曲を中心として、低空飛行ながらいろんな方々のお力もお借りして地道に活動を続けて、お陰さまでなんとか今も続けています。
ホントありがたいです。

では、折角なので、その僕の作曲家デビュー作となった藤井フミヤさんの曲を聞いていただきましょう。
作詞は藤井フミヤさん、作曲は僕・岡村聡士です。
藤井フミヤさんのアルバム「TEARS」というアルバムに収録されています「Style」どうぞ。

藤井フミヤさんで「Style」聴いていただきました。
YouTubeにはこの曲が使われた当時のダイドーブレンドコーヒーのTVCMもありますので、もし気が向いたら探してみてくださいね。

とまあ、こんな感じで今回は「沖縄音楽情報交換所」のepisode 0ということで、番組の紹介とか僕自身の自己紹介をさせていただきました。
直接沖縄と関係ないフミヤさんの音源を流すというのも、episode 0の今回ならではということでね。

本格的な第1回目以降は、毎回1組かないし2組のアーティスト・実演家の音源とエピソードをご紹介する形で進めていきたいと思います。
とはいえ、実のところ僕が全ての沖縄ミュージシャンを知っているわけではないので、みなさんからの情報もお寄せいただきながら、僕自身も勉強していけたらなと思っています。
できれば週イチでアップしたいなと思ってるんですけれども、まあしばらくの間はいろいろ試行錯誤しながらになりますので、のんびり生暖かく見守ってくれたら嬉しいです。
で、もしよかったらこの番組をお気に入りに登録してください。
ご感想・ご意見のコメントもお待ちしています。
次回、第1回目の配信、どなたを取り上げるのか、どうぞ楽しみにお待ちください。
これから「沖縄音楽情報交換所」どうぞよろしくお願いします!

それでは、最後にまた僕の楽曲を聴いていただきながらお別れしましょう。
「俺に任せとけ!」という意味のね、勇ましいウチナーグチがタイトルになっています、岡村聡士で「わんにまかちょーけ!」
最後までご試聴いただき、ありがとうございました!


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