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支援事例「雇用調整助成金を申請したい」

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人大切にする会社支援

 ◆ 企業名 仲善
 ◆ 業 種 製造販売業
 ◆ 所在地 南城市知念
 ◆ 資本金 1800万円
 ◆ 創 業 1968年
 ◆ 従業員 70人


【相談】
 新型コロナウイルス感染拡大で、運営する「カフェくるくま」を臨時休業することになったが、休業中も従業員の雇用を維持したい。経営が厳しい中、休業手当の助成が受けられる雇用調整助成金を申請したいのでアドバイスがほしい。

【回答】
 仲善は、ノニやウコンなど健康食品の製造・販売を手掛けるほか、太平洋を眺める絶景のロケーションとタイ料理が人気の「カフェくるくま」を運営している。
今年2月に県内でコロナ感染者が確認されてから、いち早く感染予防対策に取り組んできたが、感染拡大の影響で来店客数が減少し売り上げが低下した。その後の感染拡大に伴い、カフェくるくまは臨時休業したが、休業中もスタッフの雇用を維持するため、同社の仲本陽子社長は雇用調整助成金の申請を検討した。
 雇用調整助成金とは、経済上の理由で事業活動が縮小した事業主が、雇用の維持を図るための休業手当に要した費用を助成する制度。4月1日~12月31日の期間は緊急対応期間とされ要件の緩和、助成率の拡充措置などが取られている。
 初めて相談を受けた4月時点では、申請に休業計画届の提出が必要であったため(5月19日以降は提出不要)、休業計画届の作成、申請に係る休業協定書の協定期間の設定、休業手当支給率に関する事項についてアドバイスした。

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 次に、所定労働日や所定労働時間が確認できる雇用契約書、勤務シフト表、賃金台帳、給与明細、就業規則など、申請に必要な書類の作成を支援した。同社はこれらの必要な帳簿類がすでに整っていたことから申請準備はスムーズに進み、無事受給することができた。おかげで従業員の雇用を維持することができ、緊急事態宣言解除後は速やかに営業を再開できた。
 新型コロナウイルスの影響はまだまだ続いている。人を大切にする同社の思いを大事にして、今後もウィズコロナ下での支援を継続していきたい。問い合わせは株式会社仲善、電話098(949)1189(県よろず支援拠点コーディネーター・平田勇次)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。または地元の商工会にお問い合わせください。

詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e11716880.html

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