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支援事例「英語プログラムPRしたい」

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令和 2 年 7 月 12 日(日曜日)沖縄タイムス 経済面掲載

活動履歴で人脈伝える

 ◆ 企業名 NPO法人ジェネシス
 ◆ 業 種 教育支援事業
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 14万円
 ◆ 創 業 2011年
 ◆ 従業員 理事9人、社員2人

【相談】
 4月2日に英語学童教室を開校したが、新型コロナの影響でその週に休校した。しかしその後、イギリスの家庭とオンラインで結び、英語を学ぶプログラムを開始した。もっと多くの子どもたちに英語や異文化教育を提供するために県内で広報したい。

【回答】
 英語学童「ジンブナーズ」を開校した直後だったが、新型コロナウイルスの影響で休校せざるを得なかった。しかし佐久川政成代表はかつての海外生活で培ったネットワークを活かし、イギリスの家庭と沖縄の子供たちの各家庭とをオンラインで結んだプログラムを開始した。
 このポジティブな対応には驚かされた。英語の学童は通常、放課後の時間を使い、英語で聞く、話す、読む、書くことによって学習するが、佐久川代表は子供目線の音楽、サイエンス、クッキング、アートで学ぶといった沖縄では初のプログラムを行っている。
 実践的な英語の学びの場をもっと広めるために、佐久川代表にプレスリリースを書いていただいた。その内容は杞憂(きゆう)どころか驚きと興味をそそられる点がいくつもあった。ひとつだけアドバイスをしたのは、佐久川代表の活動履歴と講師の方のプロフィールを伝えることだ。それを見て南アフリカ、米国、フィリピンの大学で学んだだけではなく、同時にそれぞれの地にネットワークを作り上げていることがわかった。
 モノの消費だけではなく、人の感性が共感を生み拡散すれば、関心の先は起点になった人に向く。貧困家庭が日本一の沖縄でも、学童で英語を学ぶ環境をつくることで子供たちの未来は変わると言い切る。

ジンブナーズ

 イギリスの家庭とオンラインでつないだ交流では、新型コロナウイルスによる生活の変化をテーマに意見を交わしたが、次回は人種差別問題をテーマにブラジルとつなぐという。事前の7月2日にリリースするよう提案し、県庁記者クラブへ投函(とうかん)した。個人的にも佐久川代表のチャレンジから目が離せない。
 問い合わせはジンブナーズラーニングクラブ、電話080(3977)6752。メールhello@jimbunas.org。
(県よろず支援拠点コーディネーター・嘉数純)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。または地元の商工会にお問い合わせください。

詳しくは >> https://yorozu.ti-da.net/e11610357.html

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