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コアとなる制御コントローラは何を使う?~FA機器情報~
オートメーション新聞5月9日に面白い記事が載っていましたので、紹介します。
内容は?
機械を動かすためのコントローラの選択肢が増えているという記事でした。
選択肢として下記の3パターンということです。
ハードウェア・ソフトウェア、ともにメーカー独自の専用品
ハードウェア国際規格準拠の汎用品、ソフトウェア専用品
ハードウェア汎用品、ソフトウェア専用品
以下、解説します。
私の経験、調査からくる私見も入っていますのであしからず…
1番がこれまでの流れ。日本国内だと三菱電機やオムロン、海外だとシーメンスやロックウェルといったメーカーがあります。
これからも1番のハードウェア・ソフトウェアともにメーカー独自の専用品が無くなることはないでしょう。
この数年で注目されているのが、2番と3番。
これはメーカーの垣根や、国境を越えてプログラムという資産を有効活用しよう、活用したいという流れがあるからです。
1番のこれまでのデメリットとしてはプログラム資産がメーカーに縛られるということでした。
IEC61131-3という国際規格があり、各メーカーとも準拠しているとはいえ流用は難しい状態でした。
ハードウェアはRaspberryPiといった基板型のタイプや工業用にカスタマイズされたパソコンを使います。
各メーカーのハードウェアを購入するよりは金額や入手性が上がります。
ソフトウェアは最近注目を浴びているソフトPLCと呼ばれているものを使います。
CODESYSやWMX3というメーカーがあります。
一部の地域・産業では広まってきていますし、各メーカーが拡販活動に力を入れているようです。
沖縄の現状は?
沖縄では1番一択!!
むしろ、過去の資産をなるべく流用していきたいので新しいものを取り入れるということは少ないです。
沖縄FAEでの動きも1番のメーカー独自の専用品となっていますが、今後、県外や海外を見据えると2番のソフトPLCという新しい技術も取り入れなければならないと考えています。
まとめ
ハードウェア・ソフトウェア、ともにメーカー独自の専用品
ハードウェア国際規格準拠の汎用品、ソフトウェア専用品
ハードウェア汎用品、ソフトウェア専用品
日本や沖縄では1番。これからしばらくは1番の構成が続くと思っています。
2番、3番の導入には技術者やお客様の認識を変えていかなければ進んでいかないと思っています。
沖縄FAEとしては、自社で技術検証を進めていきたいと考えています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
これからもFAやPLCに関する情報を発信していきますので、よろしくお願いします!!
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