マガジンのカバー画像

身近な自然環境保全活動

16
仕事を辞めて、シニア生活にはいてからの身近な自然環境保全活動をまとめています。
運営しているクリエイター

#自然環境保全

身近な水と地球環境~コップ一杯の水から考える~

50年以上も続く市民大学三鷹市では、市民の生涯学習の一つとして、市民大学総合コースが開設され、50年以上続いている。当初から「学習の主体は市民にある」ということを大切にして、コースの企画段階から運営に至るまで、市民自らが主体となって行つている。大変貴重な伝統が三鷹市にはある。その学習記録は「あゆみ」という100頁弱の冊子に毎年まとめられている。毎年受講希望者が多く、抽選でないと受講出来ないことが多い。受講料が無料というのも魅力です。 水環境講座の企画10年以上前になるが、私

野川の自然再発見

2018年10月25日に三鷹市消費者活動センター運営協議会主催の講演会「地域で活動する市井の人たち~大沢地区のボランティア活動~」で行った講演のポワーポイントをPDFにしたものです。私が10数年間に行ってきた大沢地域のボランティア活動をまとめて、お話しました。当日は家族を初め、地域の沢山の方が来ていただき、励ましを受けました。 こちらからも見ることが出来ます。https://okinatokyo.sakura.ne.jp/report/nogawanoshizen2018-

野川のフジバカマの保全活動

1.野川の自然環境について   約5万年前、古多摩川が、武蔵野台地を削ってできた崖(国分寺崖線)の湧水を集めて、野川は流れています。野川は国分寺市の日立中央研究所の庭園の大池に発し、小金井市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区を流れて、多摩川に合流する長さ約20kmの都市河川(多摩川の支流であるので一級河川)です。野川の中流域では都立武蔵野公園と都立野川公園の中を流れていて、附近には、国際基督教大学や国立天文台などの大きな緑があり、都市部にありながら、まだまだ豊かな自然が多く残