「生まれ変わり」と「科学者」

少し前に「生まれ変わり」を扱ったテレビ番組をたまたま観ました。
日本人の子どもが、アメリカのテロ(9.11)の犠牲者の生まれ変わりじゃないか、という話です。

小さい頃から描く車はなぜかみんな左ハンドルだったり、Ray-Banのメガネを欲しがったり、子どもなのになぜかフォーマルな格好を好んだりしていたようなのです。
そして100階以上のビルで働いていたとか、いろんなキーワードが出てきてきたのですね。

日本では神社に行って神頼みしたり、お墓や仏壇の前で手を合わせてご先祖様に話しかけたりする人が多いくせに、ひとたび「科学」の世界に入ると神とか仏とか非科学的だということで否定されてしまいます。
日本の科学者はみんな神社にも行かないのだろうか。親族が死んでも知らんぷりなのだろうか。

一方米国など諸外国では「生まれ変わり」だとか「臨死体験」のことだとか、ちゃんと学問として研究されています。
上記のお子さんの件も、バージニア大学医学部客員教授の大門正幸さんが調査をされました。

本当不思議なのですが、日本は神社行ったりなんだりするにもかかわらず、「生まれ変わり」「臨死体験」を研究していると聞くとうさんくさく感じてしまうんですよね…。
このギャップはなんなんでしょ。

自分は「人は死んでも意識は生き続ける」と思っていますから、生まれ変わりの話もすんなり入ってきました。

生まれ変わり、と思われる具体的な事例は大門正幸教授の本をぜひ読んでみてください。

「生まれ変わり」を科学する ―過去生記憶から紐解く「死」「輪廻転生」そして人生の真の意味

生まれ変わりを「科学」する、なんてとても興味がそそる題名です。
科学科学ばかり言っている日本の科学バカにもぜひ読んで欲しいですが、絶対に手に取らないでしょうね。

この本には具体例だけでなく、データや統計、どんな調査が行われているかなど書かれています。
なんせ歴史があり、世界レベルの研究が行われているといわれるジョージア大学の教室で行われていることですからね。
正式には「バージニア大学医学部精神行動科学科知覚研究所」というすんげぇ長い名前のところで研究されています。
ちなみに研究所の研究課題は「人間の意識(魂)が死後も残る可能性について経験科学の立場から探求すること」らしいです。

世界には臨死体験やら生まれ変わり、体外離脱などに関する「真面目な」論文が多数あるのです。

でも科学バカはそういうのを見ようともしません。
見て見ぬふりです。
例えば、大門教授と議論しようとしても、その場にはやってきません。
なぜなら科学バカはそのまんま科学バカですから、生まれ変わりだとか、あの世だとか、死後のことについて何も考えたことがないだろうし知識がないから。
議論にもなりませんね。
逆に大門教授に教えられて終わり、ってなります。
そんなんプライドが許しませんから、だから同じ土俵には上がってこないのです。
あるいは議論にならないから完全シャットダウンです。話を聞こうともしないでしょう。

これ、ワクチンの事でも同じことが言えますね。
ワクチン推進派、慎重派の公の議論というのはなかなか行われません。
慎重派の方はとてもやりたがっているのですけど、なぜか推進派の専門家もどきはそれを拒否します。
メディアには喜んで登場し威勢よくしゃべっているくせにね。
ワクチンの危険性に関する報告・論文なんて多数出ているのだし、世界中の多くの専門家(本物の)が訴えているのです。
でも見て見ぬふりをしているのか、議論しようとしません。

シェディングだって、あらゆる可能性を考えることが本物の科学です。
製薬会社が言っていることを受け売りに、シェディングを否定している浅はかな人間もいます。
そこそこの知識を持っている人でも否定する人がいますが、あなたの知識は完璧なのですか?と問いたい。
世の中森羅万象についてあなたはすべて知っているのですか?と。

そもそもファイザーが75年も隠し通そうとした機密文書が裁判所の命令で一部公開されましたが、そこには、ワクチン未接種者がワクチン接種者の空気や皮膚を介してCOVID-19ワクチンの内容物にさらされる可能性があることが示唆されており、そのような曝露によりワクチンの有害反応が発生する可能性があることに言及されているのです。
つまりシェディング(「ワクチン接種者周囲症状」「ワクチン接種者周囲症候群」)そのものですよね。
従来のmRNAワクチンでもそうなのですから、レプリコンだってさらにばら撒きそうです。
それをあたかも何も問題ないと言い張っている専門家もどき。
危険性を知っていて知らないふりしているのか知りませんけど、本当に知らないのだったら科学者失格でしょう。
こっちの方がエセ科学者です。

なんだか熱くなって思いっきり脱線してしまいました。
話を戻します。

上記の本の最後の方に、ある医師のコメントが紹介されています。
この医師は唯物的な人間観に固執していた(つまりは科学バカ)だったようですが、自身が臨死体験を経験し考えが変わったようです。

『こうした文献類は自分で体験する以前からもちろん存在していたのだったが、私はそれらに目を留めることすらしなかったのだ。読むことはおろか、手に取りもしなかった。要するに、何かが肉体の死を超えて生きながらえるという信憑性を、いっさい受け入れようとしなかったのである。私は親切だが疑り深い、骨の髄まで医師の典型というべき人間だった。その私が言うのだから間違いないが、疑り深く見えている人々の大多数は実際のところ、ほんとうの懐疑論者ではない。真に疑うのであれば、それを真剣に取り上げて吟味しなくてはならない。だが私は医師の多くと同じように、臨死体験について調べようともしてこなかった。そんなことは考えられないということを〝知っている〟つもりでいたのだった』

自分のことを「親切だ」と言っちゃうところがすごいですが、科学者って謙虚であるべきですよね。
常々そう思います。
謙虚でなければ、その人はそれ以上成長しないでしょう。
新しい発見なんて絶対に期待できません。
自分の理論で頭が凝り固まっているのですから。

上記のセリフ、そのまんまワクチン推進派の専門家もどきに読んでほしいものです。

大門教授の本は他にもあるのですが、自分は以下の本の方がより深く感じられおもしろかったです。
ただし絶版です(でもAmazon Kindleなら電子書籍で購入可能です)。

なぜ人は生まれ、そして死ぬのか

自分が付けた付箋の数はこちらの方が断然多かったです。

自分は看取りのときなど、ご家族と話すときにたまに自分の体験談も語ることがあります。
ちょっとだけですけど。
そんなとき「肉体として亡くなってしまったのは悲しいですが、魂は生き続けると思っています。ですから逆に亡くなってからのほうがより身近に感じるんです。」みたいなことを話すのですね。

自分は霊媒師でもなんでもないですから死者と話したり見たりすることはできませんが、「感じる」ことはできます。
きっとみんな感じようとすれば感じれます。

この本にはまさにそのことも書かれていたのです。
「死んでから、より身近に感じる」って。

また『科学の世界では「再現性」、つまり同じ現象が何度も観察されることが重要です』なんてことも書かれています。
自分もこれまでのブログでシェディングについて書いているとき、たびたび「再現性」という言葉が出てきたことに気付かれた方がいるかと思います。
1回だけの現象であればたまたま、ってことになってしまいますが、繰り返し同じ事象が起きることを確認できたら、やはりそれは確からしい、ということになります。
科学的な機序がちゃんと説明できなくても、真実を解明する一歩を踏み出します。
これでも最低限の科学的なことをやって解明しようとしているのですよ…。おままごと的ではありますが。

2冊目に紹介した本には結構良いことが書かれていているんです。

『このように「気」の正体はつかめていなくても、状況的証拠から「気」は存在すると考えざるをえません。状況的証拠を無視して「気」など存在しないと主張するのが馬鹿げているように、魂(心)に関わる超常的な現象という状況的証拠を無視して、魂(心)など存在しないと主張するのは馬鹿げていると言えるでしょう。』

『(講演で著名な心理学者のセリフにびっくりして…)この時ようやく、科学者の中には科学的に考えない人がたくさんいるのかもしれないということを真剣に考え、憂えるようになりました。』

(京都大学教授カール・ベッカー氏が「霊的」なものを忌避しようとする日本の科学者に疑問を呈して言った言葉)日本は不思議な国です。明治以前には「霊」の存在を当然のこととしてきたのに、今では過去の欧米に追従して、この種の現象を真面目に考えようとしない風潮が、特に科学者の間に強くあります。アメリカでは、否定的なものにしても、最初から一流の研究者が一流の医学雑誌で論じていますし、アメリカ心理学会でも既に1977年から、毎年ではないにせよこの種のシンポジウムが行われております。日本でも、個人的に話した範囲では、ある心身医学の大家をはじめ、臨死体験に関心を示す科学者も少なくないという印象を受けているのですが、なぜ科学の世界でこのような問題が取り上げられないのでしょうか。
現在、この方面の研究が実際に行われているのは、アメリカ以外にも、スウェーデン、イギリス、フランス、イタリアなどがあります。欧米諸国はこの方面で、ある意味ではむしろ昔の日本に近づきつつあるのに、逆に日本は、過去の欧米の水準から一歩も進もうとしないのは、まことに皮肉というほかありません。』

『これらの証言が示すように、「証拠」はすでに膨大な量のものが公にされています。科学者マインドを持っていると自負していらっしゃる方には、先入観を捨て、それらに目を通すことで、死後の生命や生まれ変わりについて、「信じる・信じない」のレベルではなく、「知的・理性的」レベルで判断してもらいたいものです。』

新型コロナ騒動、ワクチン問題によってこんなにも科学バカが日本にはいるんだと驚きましたが、既に大門教授は見抜いていたのですね。
「科学者の中には科学的に考えない人がたくさんいる」ってことに。

この本に書かれていることは余計今読むからこそ納得することばかりです。

「死」を怖いものと感じたり、「死」について考えることを忌避したりする風潮がありますが、死後も魂は生き続けると考えたら、「死」は決して悪いものではないということに気付きます。
そして人生観というのかよくわかりませんが、いろんなことにおいて、考えること、感じることが深くなります
上記のような本を読んで、一度「あの世」について「科学的に」学ぶことをお勧めします

最後にやはりワクチンネタになってしまいますが、上記で紹介したセリフを利用して、以下の言葉で締めくくりたいと思います。

「シェディング」の正体はつかめていなくても、状況的証拠から「シェディング」は存在すると考えざるをえません。状況的証拠を無視して「シェディング」など存在しないと主張するのは馬鹿げています。

一流の製薬会社を自負するのだったら、国会議員とか一個人を訴えるのではなく、その前に本気でシェディング(「ワクチン接種者周囲症状」「ワクチン接種者周囲症候群」)について研究すれって。

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