異常気象

今年の夏は本当に暑かったみたいですね…。
と他人事のようですみません。
連日のニュースを見ていると本州の気温はすごいことになっています。
札幌も結構30度超えはありましたけど、本州の比ではないでしょう。
なんたって30度台後半、40度近くになることなんてざらのようでしたから。
都市部のアスファルト上なんて本当にいられないほどではなかったのではないでしょうか。

この異常な高温と、ここ最近のゲリラ豪雨、あまりにもおかしい感じがします。
確かに都市部の暑さは年々上がってきていたのでしょうけど、ここ数年さらに拍車がかかっている感じがするのです。

で、何でもかんでも5Gとつなげることは良くないのかもしれませんけど、関係あるんじゃないかなぁと思うのです。

皆さんもご存じの方が多いかと思いますが、5Gは「障害物に弱い」という大きな特徴があります。
つまりは高層ビルだとかたくさん建物が建っている都市部ほど、5Gの基地局はたくさんこまめに設置しなければなりません。

今や都市部では電柱だけでなく、マンホール信号機にまで5Gの基地局が設置されています。
郊外では従来の用に鉄塔に設置されているケースが多いようです。
(「5G マンホール」だとか「5G 信号機」だとかのキーワードで皆さん各自検索してください。)

そして大事なのが、5Gというものは「熱との戦い」でもあるのです。

まずは村田製作所のHPから。
5Gが抱える課題:熱管理

『4Gなど前の規格と比較すると、5Gでは発生する熱が指数関数的に増加しています。このため、5G端末およびアンテナの熱管理がますます「ホット」な話題になることはまず間違いありません。』

とちょっとギャグを絡ませて書かれています。

村田製作所ではこの熱対策に対する技術を考えているようですが、街中に設置してある基地局がすべて冷却対策されているとは到底思えません
お隣の国のような○○製だったりすると、コスト削減からの理由でちゃんとした熱対策が施されているとは考えにくいかなと思っています。

5GとEV時代の半導体熱管理:未来を切り拓く設計戦略

こちらのサイトにはこのように書かれています。

『5G技術は、従来の通信技術に比べてはるかに高速で大容量のデータ通信を可能にしますが、それに伴う熱管理課題も増加しています。5Gデバイスは高周波数帯を利用するため、これまで以上に高い電力消費が求められ、その結果、発熱量も増大します。

特に基地局や中継器などのインフラ機器では、24時間稼働することが多く、持続的な冷却が不可欠です。これらの機器は都市部に集中して設置されることが多く、限られたスペースで効率的な熱管理が求められます。自然冷却だけでは不十分な場合が多く、ファンや液冷システムの導入が検討されています。』

ね、「基地局や中継器には持続的な冷却が不可欠」と書かれている。
信号機やマンホールの基地局や、電柱についているコンパクトな基地局に果たしてちゃんとした冷却装置がついているのか甚だ怪しいです。

ついでに環境のためにEV、EVと騒いでいる人が一部いたりしますけど、結局冷却問題とかが関わってくるので大量の電力が消費されることになるのですね。

5Gと気候変動

「5Gによって電力消費というデメリットが存在する」とはっきり書かれています。

脱炭素だとかなんだか言う前に、あるいは5Gを普及させる前に、「5Gの電力消費はどうなんだ?」という議論をしなければならなかったのです。
そういうところは都合良く無視して、5Gを普及させたのです。

いわば
『便利さのために(あるいは一部の人が儲けるために)、環境を破壊している』

この構図はずっと昔から変わっていません。
現代でもいまだにそうなんですね。

で、異常気象の話です。

2020年3月から日本では5Gの運用が開始されました。
都市部を中心に徐々に基地局が全国に設置されていきました。

以前にも紹介した5G基地局の推移です。

2020年から爆発的に増えています。
どれだけ爆発的かイメージしづらいかと思いますので、KDDIの基地局推移が以下のHPに掲載されています。
(こちらにあるグラフはあくまで計画段階のものですが、ほぼその計画通りになっています)

KDDI、5G商用基地局の設置開始。23年度末迄に5万局

ね、ここ数年で爆発的に増えています。

なんだか都市部での気温上昇とリンクしているような気もしなくはないのです。

ただこういう都市部の気温上昇というものはこのまま右肩上がりに続くというわけではなくて、必ずバランスを取るのですね。
地球ってすごいですから。
それこそ、1日単位で見ても、都市部の気温上昇→上昇気流発生というヒートアイランド現象によってゲリラ豪雨が発生しやすくなります。
そして雨が大量に降って熱くなった都市の熱を冷ますみたいな。
ぬる~い雨でしょうけど。
でも風が発生し、熱が拡散されます。
あるいは地球による強制的な「打ち水」です。
打ち水による気化熱にっよって気温が落ちつきます。

年単位でみても、多分ここ数年の平均気温が高めに出る傾向はあるかもしれませんが、どこかでバランスを取るはずです。
あるいは世界各国の気象によっても影響されたりしますしね。
海流の流れや海水温によっても左右されますから。

地球規模による影響でも平均気温は左右されますから、単純に東京の平均気温をちまちま年単位で追っていっても何かつかめるとういうことはないでしょうね。
何十年レベルという単位で見れば大きな流れは見えてきます。
ちなみに2023年の東京の平均気温(1年を通して)は17.6度、1876年(明治9年)は13.6度です。
というか1年を通しての平均気温って結構低いのですね。
クソ熱いのは一時期だけということなのでしょう。

ちなみに上記に紹介したKDDIの記事、ヘルメットかぶったおじさんが笑顔で写っています。
まさかこのおじさんがこのブログ読んでいる訳はないと思いますが、勝手に紹介してすみません。
てか、基地局がもろにおじさんに向かってますけど大丈夫なのかなぁ。あんな至近距離で。
もちろん運用する前の写真だとは思いますが。

というかこのおじさんはどうでも良くて、その後ろに写っている5Gの基地局を見て欲しいのです。
とてもコンパクトですね。
そして薄っぺらい
5Gの基地局ってこんなんですよ。
これまでのようにでかい鉄塔とかそんなものではありません。
街中にこっそりこんなものが設置されていても気づかないくらいのものです。

こんなところにしっかりした冷却装置がついているとはやはり思えないのですよね…。

村田製作所のように銅板などを使用して放熱させる技術が使われているとしても限度があるでしょうし。

ちなみに5Gの利用者が減れば、この基地局もがんばらなくて良くなりますので、めぐり巡って温度上昇につながらなくなります。

上記で紹介したサイトの中にも、フィンランドのNokiaは「トラフィック量などに応じて柔軟に基地局機能の電源をオンオフする技術により、消費電力を削減しようとする取組」をしているようです。
「複数のアンテナがある基地局で、トラフィックが少ない夜間に、一部のアンテナの電源をオフにして、電力消費を抑える仕組み」とのこと。
そこまで考えなければならないくらい、5Gの基地局の電力消費量は大きいということなのですね。
つまりこれは当然「熱」にも関係してくることですね。

今や機種変更すると5G対応のスマホしかありません。
勝手に5Gです。
でも、設定で5Gを使用しないようにすることができるのですね。
試しに5Gを使用しない設定にしてもらえればわかると思いますが、日常生活ではちっとも困りません
頻繁に外で動画見たりしませんし。
動画見るならWifiつながっているところだけにしている、ような方はまず4Gで問題ありません。

5Gなんて使用せずとも、4Gでも日常使いには問題ありません。
必要もないのに通信や通話のためにわざわざ5Gの電波を自分の手もとに引っ張ってくる必要はありませんね。
健康リスクのことを考えて、必要ないのにわざわざ5Gを自分に向けて引っ張ってくるなんてバカげています。

そして鼻くそくらいの微力かもしれませんが、一人一人が5Gを普段使いしないことで「発熱量を抑えられる=地球を守る」ことにつながるかもしれません。

5Gに明らかな健康リスクはないとノー天気に発言する人、もっと社会勉強した方がいいですね。

人の体には電気活動があります。
電磁波等による影響がまったくないと考える方が無理がありますね。
何らかの影響を受けるのは必須です。
幼稚園レベルでもわかることです。

今さら「健康リスクがある」なんて言えるわけがないじゃないですか。
そういう研究結果が出ようとも、おおっぴらに公表できるわけがない。
想像して欲しいのですが、もし仮に「5Gは超体に悪いという研究結果が出ました」なんて発表されたら社会はどうなるでしょう。
大混乱です。
ですから何があろうともそういう研究結果はもみ消すし、そういう危険性を訴える人たちは陰謀論として変態扱いをするのです。

これはワクチンにも言えることですね。
今さら「新型コロナワクチンは意味がなかった。意味がないばかりではなく体に悪かった。」なんて公表できるわけがありません。
人口の8割9割が打ってしまったワクチンなのですから、そのような事実があろうとも口が裂けても言えません。
でも作用機序や、起きている現象をしっかり観察していると、「新型コロナワクチンは意味がなかった。意味がないばかりではなく体に悪かった。」のが事実なんです。

研究だエビデンスだといっても、結局は社会の都合によって事実はねじ曲げられます
都合の悪いデータは出てきません。
(厚労省が表向きデータ取るのをやめたように)

ですからわれわれ一般人は、起きている現象をしっかり観察して、頭を使って判断しなければなりません

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。