健忘症君の意気軒高におそれおののく私(別称:「ノータリネーゼ!」)は、四半世紀も前にストックしてあった新聞記事に、思いを新たにしている次第です。いわく、
ふと、
「ちょっと待ったー!」
と凛とした声で叫び、右手をパーにして突き出したMC石原さとみ嬢の姿が思い浮かびました。
先月の「あしたが変わるトリセツショー」(2月15日放送)で、「ある動きを変えるだけ!筋トレ不要の簡単アンチエイジング術」が放送されました。散歩も良いけれど、「速歩」も取り入れながら筋肉に負荷をかけ、1週間に合計60分(1日わずか10分前後)貯金するつもりで歩く習慣をつけると、転びにくくなるという説を全国に開陳していました。
私は、大いに刺激を受け小1時間の散歩のうち1回1~2分ずつ数回に分けて「速歩」貯金をしています。この「速歩」の度合い(程度?)が曲者です。正直言って競歩に近いレベルの速歩を意識しながら歩かなければなりません。しかし、短時間でOKですので、それこそ淡々と、黙々と、粛々と、飄々と続けています。
70歳の爺さんに運動会のリレー選手の声がかかることは間違ってもありませんが、外の清々しい空気を吸い、四季の風景に目を奪われ、知人とあいさつを交わすと、心も体もリフレッシュされたような気分になります。
「瘤取り爺」ならぬ「小太り爺」の汚名返上を兼ねた、それこそ「転ばぬ先の散歩」なのであります。リレー選手のお父さん、ご一緒に?
※画像は、クリエイター・EKIDEN NEWSさんの「圧倒的な歩き。」の1葉をかたじけなくしました。競歩のスピード感がズンズン(ガンガン?)伝わってきます。お礼申し上げます。