そんな考え方もあったのかと、心が澄まされる言葉に出合ったので紹介させて下さい。
「どんな不幸を吸っても、吐く息は感謝でありますように。」
もう、殴られたような気持ちになりました。筆者が信仰心のある方か否かを知りませんが「感謝」の心のいかに尊いものであるかを思い知らされます。
的は己の外にあるのではなく、己の内にあったのですね。この歳になっても、このざまです。怏々として不平や不満を託つことの多い私など、200年生きたとしても思い浮かばない言葉でしょう。トホホのホです。
記事の中にある「王様の嘆き」については、
『少年少女日本文学館7 ウミヒコヤマヒコ』(講談社、1987年)
『宇野浩二全集 巻9』(中央公論社、1972年)
また、「王書」については、
『王書 古代ペルシアの神話・伝説』(岡田恵美子訳、岩波文庫、1999年)
などで読むことが出来るようです。
冬休み中の私自身への課題図書にしたいと思います。
※画像は、クリエイター・中川 貴雄さんの、タイトル「国際子どもの本の日」の「裸の王様」の1葉をかたじけなくしました。お礼申し上げます。
因みに「国際子どもの本の日」とは、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日である4月2日に祝われるそうです。