マタハラしないための心の持ちよう

最近会社で、ハラスメント研修を受けました。

セクハラ、パワハラ、マタハラ、モラハラ、ジタハラ、テクハラ、ケアハラ、ソジハラ、パタパラ・・

いまや何でも相手が不快に思えばそれはハラスメントなんですね。女性同士でオメデタの同僚に親しみを込めて声をかけても、それが相手にとっては要らぬプレッシャーかもしれない。自分の言動には注意を払わなきゃと、改めて思いました。

そんな中で印象深かったのが、育休明けすぐに妊娠発覚した人に「また妊娠?」と言うのもハラスメントに当たる、というくだりでした。

マタハラですね。

いかにもハラスメントっぽい発言で、それはダメだろう!と頭では分かります。

でも正直、女性が多い職場で、社員の1割以上が産育休で不在、なかなか人の補充は来ない。でも仕事量は変わらない、なんなら増えてる。そんな状況でようやく待ちわびた育休復帰者が来てくれたら、それはもう女神さまに見えます。時短勤務でもできることをやってくれれば御の字!と思います。

しかし、ようやく息がつけて、復帰した人も勘を取り戻してきて良かった良かった〜となったところで、「すみません、2人目妊娠したので半年後に産休入ります」と言われたら・・ガガーン!⚡️

正直、マジか!オーマイガー!「また妊娠?!」と思ってしまうのは止められないです。絶対に口にはしませんよ。

わたしも2回、産育休いただきました。申し訳ないから間2年は働こうとか、また自分ストッパーかけてたので四歳近くはなれてしまいましたが、妊娠出産の喜びは分かりますので、そりゃ心からオメデトウ!💖と言いたい。言える人間でいたい。で、でも〜。です。

しかし不思議なことに、育休中の人が戻ることなく続けて妊娠して産育休延長の報を聞いても、へー!と思うだけなんです。

この違いはなんなのか。と考えて、期待値の違いなのかなと思いました。

いろんな場面で、相手に期待してそれが裏切られるとショックで怒りを感じますが、期待していなければ結果がどうであれ、そんなものかと流せます。わたしの中では、それと同じなんですね。

ようやく復帰してくれて嬉しかったのに、また居なくなるの?という期待とがっかり感の落差。

復帰せずの育休延長はそもそも居ませんから、いまと状況は変わらず、期待もないからがっかりもない。

ということは、1人目もしくは2人目の育休復帰者は、近い将来また産休入りするものだ、と最初から思っておけば良いのだと最近気づきました。

良くも悪くも期待しない。それが「ものすごく良い人」ってワケじゃないわたしが、マタハラ加害者にならない秘訣なのだと思いました。そうすれば心からのオメデトウを言ってあげられて相手も自分も心穏やかハッピーでいられるのです。

のしかかる仕事量をどーするか?は、また別の話ですね💦そこは出来る範囲で頑張るしかない!と割り切れるか、上司が動いてくれるか、など環境によって変わる部分が大きいですよね。

期待しないのは、あくまで自分の心の持ちよう、ということでした。




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