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値引きは「価値」の損失

こんにちは、大木公紀です。
最近の店舗ビジネスでは大手企業などの資本を持つ店舗が増えて低価格化が進んでいますよね。

あなたがもし店舗ビジネスをしているとしたら、
価格競争に巻き込まれたいですか?


いやですよね。
僕は価格競争したいです!!なんて人通常いないですよね。


でも皆さんは、人が来ないからと簡単に値下げもするし、セールもします。
なんなら、セールしないと売れないとも思っている人が大半です。


わかっているけど価格を下げてしまう。
これ、解決したいですよね。


一冊の本から得た「価格の考え方」を抜粋します。


「安いからと言って、手放しに喜んではいけない。十中八九、その商品はいつだってその値段で買えるようにできてるんだから」

幼いころから、事あるごとにそう言い聞かされてきた。これは非常に役に立つ教えで、私自身、のちに「どうも本当らしい」と気づくようになった。店で目にする値段とは、私たちがそのものに対して本来支払うべき価値にすぎない。

つまり、その値段を下げてしまうのは、その商品の価値を引き下げるのと同じということだ。これが値下げのデメリットだ。値引きをすることで商品は本来の価値を失い、価格はあっという間に下がっていく。その一方で、値引きは我先にと商品を奪い合うお客をもたらしてくれる。

世界一ずる賢い価格戦略より


価格を下げることは、商品の価値そのものを下げる


値下げが本質的な商品の価値を下げていることに気づかなければいけません。

【2つのポケットティッシュ】

安い買い物でした。旅行で使うポケットティッシュ。ドラックストアで安いものを買って、スーツケースに入れて旅行に行きます。

帰国後、スーツケースから余ったポケットティッシュ。
僕はそれを最後まで使い切りました。

また別の日、ティッシュ配りのお兄さんからいただいたポケットティッシュ。
酷い話ですが、もらったその日に数枚使っただけでゴミ箱に入れてしまったんです。


勝手にタイトルつけて話し始めてすみません。
ところでこの差、わかりますか??


人はお金=価値のことを潜在的には理解しているんです。
だってお金を払ったんだから、最後まで使いたい心理が生まれますよね。


これは極端に無料と有料の差でしたが、高価格と低価格でも同じ心理が働きます。


同じサービスの質でも、価格が高い方が満足感があるんですよ。
だって高いお金払ってるんだもん。

これが人が無意識に感じていることの本質です。


価格を下げずに付加価値を与える


この話をしだすと長くなるので、今後別記事でお話ししていきます。

つまりすぐ値下げをするな、付加価値をつけて顧客に素直に喜んでもらうこと。これを意識しましょう。

例えば競合より現在の商品単価が高いのであれば、なぜ高いのか、理由を探ることが重要です。

こだわり部分で、競合と比べてオプションが込み込みの値段なのか、競合より長く、または効率よく時短で済むものなのか、
現状のサービスの価格設定の背景を振り返り、すぐ値下げに踏み切らないと言うことの意識していくことを意識していきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございます。
今日もやっていこう。

主体的な人は、視野を広げる経験を他人や周りの人が作ってくれなくても、自分から意識的に視野を広げていくことができるのだ。

スティーブン・R・コヴィー


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