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宿泊日誌⑬住宅地のオシャレドミトリー…!HOTEL GRAPHY根津(東京/谷根千)

上野って広いんだなと思った。

宿泊するとき、何を重視するだろうか。観光ならば立地、出張も立地か。それともとにかく安く泊まりたいか、逆にフルサービスで最高の滞在をするためにラグジュアリーを求めるか。人によって様々であろう旅先の拠点。

私は最近もっぱら、デザインイベントやカンファレンスに赴くことが多いのでとりあえず寝れればいっかくらい。即売会後は原稿頑張ったと労うために少しランクが上のホテルを選ぶような感じになってきた。


住宅地にひっそりとあるホテル

根津という地下鉄の駅から徒歩5分ほど、メインロードより外れた場所にHOTEL GRAPHY根津は佇んでいた。
まるで知る人ぞ知る、カフェのようなレストランのような趣き。
そのはずで、カフェが併設されていてチェックインカウンターの横には畳の小上がりがある。なんて洒落てるんだ。

ホテルとホステルのあいのこ

ここ、GRAPHY根津は通常のホテルとは違うことがある。
ダブルルームの部屋と、4人部屋のドミトリーを備えるあいのこホテルだ。何とも珍しいとおもうだろうが、最近宿泊検索サイトを見てるとわりと多い。
様々なツーリズムニーズに対応しているのだろう。
コロナ禍から規約が緩和されたので訪日外国人観光客、旅行者が以前より明らかに多くなった。どこに行っても日本人より断然外国人のほうが割合が高い。

そしてちょっと驚いたのがGRAPHY根津はLIVELYの系列だということ。
LIVELYとは、麻布十番や大阪にもあるオシャレホテルだ。個人的に一度泊まってみたいホテルのひとつである。

ドミトリータイプを宿泊

今回はHafHコインでも格安、163コインで宿泊可能なドミトリーを選択してみた。どうやら通常の部屋を改装しているようだ。
4人部屋で、2段ベッド上の段が今回の私の寝床。
敷布団の真ん中が良い感じに摩耗して底突きしていたがまくらが良い感じ。電源もあるし良いかなと思うが、寝返りを打った時のベッドの軋みからカプセルホテルより気を遣う印象を受けた。

ベッドにはタオルが置いてある。シャワー室を利用する際は持っていこう。
(ちなみに私はまんまと忘れたし自前のものを使った)

簡易テーブル、大き目のロッカーが配置されただけのシンプルな部屋。まるで合宿所みたいな印象を受けるが、消臭スプレーがあったりプラズマクラスターがあるあたりはホテルなのかな?と思う。

鍵は部屋のものと、ロッカーのもの2種類渡される。部屋のキーは昔ながらのドアノブにロックするタイプで、同室の人がいる場合ひとこと言ってから施錠するのが良いのかもしれない。

タグがオシャレ。

そのほか、必要な備品はスマホからリクエストするようだが、私のスマホだと何故かエントリーできなかったので直接カウンターに行った方が確実かもしれない。

館内もちょっと変わってる

1階にロビー、ラウンジがあり、各階にシャワー室や洗面所、トイレがある。
ドミトリー利用者は共有部分を使う。個室利用者は部屋にあるようだ。

ラウンジめっちゃ広い

ラウンジは広々としていて、中央には何故かビリヤード台があり、キッチンも流しが3つほどに各調理器具家電食器が置いてある。好きなように使ってOKなようだ。

フリーWi-Fiもあるが電源は無さげ。

シャワー室オシャレ

シャワー室は1フロアに3つあった。

広々としたシャワー室。木目の壁がなんとも洒落た雰囲気で、シャンプー類もなんだかいい匂い。良いやつです。

チェックイン時に渡されるパジャマはセパレートの綿素材。着心地良かったしこれはポイント高い。

朝食などは併設のカフェで

今回朝食は無しにしたが、必要なら併設のカフェで楽しめる。

ちなみに近くにコンビニはデイリーヤマザキしかないのでちょっと不便かもしれない。少し歩けばもっとありそうだが…何せ住宅地で入り組んだ場所にあるので気軽にどっかぷらっと買いに行く…は土地勘が無いと難しいかも。

夕方はビールの無料提供をしているようなので早めにチェックインしてカフェでひと息するのも良い。

上野や谷根千方面を観光・旅拠点にするならアリ

バックパッカーなど向けのホテルかもしれない。
谷根千エリアと呼ばれる根津にはカフェなどが多く点在しているようで、GRAPHY根津にはおススメのお店をまとめたノートも置いてある。
これらを参考に散歩しながら散策するのが面白いか。
また、場所的には上野公園のちょうど裏手に位置しているのでレンタサイクルで公園や美術館に行くのもアリだと思う。

スタッフお手製ノートがかわいらしい。

また、ドミトリーだと気を遣うのが…という人はダブルルームなどの個室を選択するが吉。個室だとお風呂トイレもあるので気兼ねなく滞在できるだろう。


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