![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131584427/rectangle_large_type_2_d34d02444371ad56366576c5d06445e3.png?width=800)
私は何者か、456
続、京都。
観光客に馴染む。と、思いたいが、さっさと歩いて清水坂、産寧坂、二寧坂。
急にたちどまるのは、多分、もう二度と来れないかもと、時間を止めたい、諸外国の方かと。
清水へと続く道が、人種の坩堝となっている。そしてその先が、例の、清水の舞台。
清水の舞台。自分がそこにいる時は、そのスケールがよくわからない。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131624013/picture_pc_d51f5961c6169d329b993632ea2674e2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131623613/picture_pc_4e90b44a28594bf4cf77077a51ddddb6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131623457/picture_pc_50bdae1d9a15917b960d3365c67d314c.jpg?width=1200)
帰りにちりめん山椒のお土産買って、竹内栖鳳の邸跡で、見えないけれど、振り返る。バイバイよ清水。
また、少し歩いて結局木屋町のジュリアへ。
ジュリア。昼間は全粒粉の麺と無添加出汁のラーメン。トリュフの香りを纏う麺である。
昨夜以来、再び店主と出逢い、また、来るわねーと、お店を後にした。
思い残すことなく、帰路である。
電車を待つ間、雨が急にひどく降り出して、いろんなことがその雨音にかき消されてゆく。
なにもかもが、遠い昔のことのように感じる。
日本は良いところである。
日本人も、また。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131625407/picture_pc_dd656a7c111d7af012fca22b62257ff1.jpg?width=1200)
わたしは何者か。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?