沖縄と映画と社会と(沖映社)

沖縄から映画の感想や考察を発信するPodcast番組です。毎週金曜19時にSpotif…

沖縄と映画と社会と(沖映社)

沖縄から映画の感想や考察を発信するPodcast番組です。毎週金曜19時にSpotifyにて更新しています。 番組や映画への感想・フツオタはコチラ→okieisha@gmail.com

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観て語った映画作品【2024年・随時更新】

沖映社2年目・2024年に観て語った映画作品たちの一覧です。 気になった作品、あるいはもう観た作品があれば、是非spotifyで聴いてみてください! <2024年・取扱映画作品> ・『オキナワより愛を込めて』『劇場が終わるとき』(9月13日) ・連続ドラマW『フェンス』(9月6日) ・『ラストマイル』(8月30日) ・『インサイド・ヘッド2』(8月23日) ・『Mummy / マミー』(8月16日) ・『メイ・ディセンバー ゆれる真実』(8月9日) ・『ブラックベリー』(

    • 男同士で、シラフで話す場が必要だ 〜モバプリ登壇「男性学」イベントレポ(潤)

      去る10月20日、那覇市にある浮島ブルーイングにて「#男性学から考える!男たち、こんな時どうしてる?」というトークイベントが行われた。 相棒のモバイルプリンスが登壇し、なおかつテーマも普段から沖映社でお喋りしていることと直結するとあって、これは行かないわけにはいかない。 ということで張り切って参加してきたので、毎度1,000字ピッタリという誰にもお願いされていないのに勝手に己に課している軛を解いて、好き放題レポを書くことにする。 会場はクラフトビールを醸造・販売しているビ

      • 器用貧乏で後悔なし(プ)

        フリーランスとして独立して今年でちょうど10年。 お金を稼ぐことに執着せず、むしろ魂を売らずに生きることを選択してきた。その結果、いつもギリギリの生活だったが、自分の信念を曲げずにここまでやってこられたと自負をしている。 この10年間、自分の「軸」は保ちつつも、色々なこと手を出してきた。WordPressでのブログ更新、写真・動画の撮影と編集、イベントの企画・運営、司会など。 どの分野も専業の方には及ばない、まさに「器用貧乏」。 印象に残っているユニークな仕事は、結婚パー

        • 対象外映画作品所懐×3:『ナミビアの砂漠』『憐れみの3章』『ぼくのお日さま』(潤)

          *「なんて言えばいい!!」とバイきんぐ的な心地を覚えつつも137分間ずうっと楽しかった『ナミビアの砂漠』は、現在の日本エンタメ界で完全なる無双状態の河合優美さんが高強度の生々しい存在感をもって演じるカナを爆心地とした演技的な爆発の風圧に晒され弄ばれ、映画的表現の愉楽の奔流に身を任せたところで「映画なんてみて何になんだよ」というセリフに冷や水をブッかけられて思わず笑ってしまったらばもう術中、寛一郎さんが緻密で完璧に薄っぺらく演じる捨てられた元カレのオン・ザ・ロード頽れ土下座に爆

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        観て語った映画作品【2024年・随時更新】

          中年男性のセルフケア(プ)

          これまで40年近く、迷信をちょっと小馬鹿にしながら生きてきた。 特に「掃除をするとツキがくる」系のものは、因果関係がない、非科学的なものだと特に拒絶していたと思う。 最低限の掃除は迷信とは別でやっていたが、それ以上の意味は見出していなかった。 しかし、ここ数ヶ月、個人的な出来事や見た映画などで考え方が大きく変わってきた。 男性は40代くらいまで、仕事や自分のやりたいことなどに真っ直ぐ突っ走っていっても、騙し騙しやっていくことができる(もちろん環境にもよるが、女性よりは圧倒

          中年男性のセルフケア(プ)

          飛んで火に入る寂しがり屋のレイシストたち(潤)

          インスタのツイッターみたいな、未だよく使い方が分からないアプリ「Threads」で差別について呟いたら、炎上まではいかないけれどちょっとした小火みたいになった。モバプリには「スレッズで燃えるのすごい!!」と褒められた。したためたのは【「差別じゃなくて区別」って言ってる人はほぼ100%差別してる。】という1文だった。1日経ったら80件をこえるコメントが付着していた。「差別って言ってるヤツが差別してる!」という1周回って心温まるようなシンプルなクソリプが多数、「差別と区別の区別が

          飛んで火に入る寂しがり屋のレイシストたち(潤)

          沖映社について

          「沖縄と映画と社会と」略して沖映社は、スマートフォンアドバイザーのモバイルプリンスと、ライターの真栄城潤一がMCを務め、新旧問わず主に“社会派”と呼ばれる映画を取り上げ、その作品についての感想や見どころ、社会性などについて沖縄出身の二人からの視点で語るポッドキャスト番組です。 2023年6月から番組をスタートし、毎週金曜の19:00にspotifyにて番組を配信しております。 沖縄に関係する映画も関係しない映画も取り上げますが、作品の中で表現されているイメージや状況から、

          自分の役割(ロール)を俯瞰して見る(プ)

          NBAを見るのが楽しい。 マイケル・ジョーダンからスタートし、アレン・アイバーソン、ティム・ダンカン、レブロン・ジェームズのデビューもBSなどで見ていた。 自分がバスケ部をやめて15年近くNBA観戦から離れていたが、息子がバスケ部に入部するタイミングで「熱」が再燃した。YouTubeなどで情報を漁りまくった。 「趣味:NBA観戦」に復帰してまだ3年ほどだが、おじさんになった今は、スーパースター以上に、縁の下の力持ち、「ロールプレイヤー」と呼ばれる選手たちに色々な感情を重ねて

          自分の役割(ロール)を俯瞰して見る(プ)

          なぜ「社会派」映画を観るのか(潤)

          世間話的に「映画が好き」という話になると、「私も」と賛同してくれる人が割といる。すると自然な流れで「どんな映画を観るんですか?」と続き、最近観た作品や、好きなジャンルや監督へと話題は広がってゆく……こともあるけれど、その中で「監督とかまでは…」とか「難しそうなのは…」とか、果ては「何も考えないで見れるのがエンタメとしての映画の役割でしょ」なんてことを断言する人にも出会ったことがある。当然、それぞれの楽しみ方があるのでそれを否定するようなことはしないし、そんな権利もない。が、や

          なぜ「社会派」映画を観るのか(潤)

          観て語った映画作品【2023年】

          沖映社元年・2023年に観て語った映画作品たちの一覧です。 気になった作品、あるいはもう観た作品があれば、是非spotifyで聴いてみてください! <2023年・取扱映画作品> ・『映画 窓ぎわのトットちゃん』(12月29日) ・『アフター・ミー・トゥー』(12月22日) ・『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(12月8日) ・『かがみの弧城』(12月1日) ・『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(11月24日) ・『正欲』(11月17日) ・『月』(11月10日) ・

          観て語った映画作品【2023年】

          【コラム】あいつは本当にその“パイ”をもらうべき人物なのか(byモバイルプリンス)

          私のアンセムに、毛皮のマリーズの「ビューティフル」という曲がある。 歌詞の全てを愛しているのだが、中でも この一節を、タトゥーのように脳に刻み込んでいる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 休日のショッピングセンターに家族で出かけた。 館内は買い物客で異様に賑わっていた。 外に出ると数秒で頭がクラクラするほどの熱波だ。 空調のきいた安全圏を探し、吸い寄せられるようにショッピングセンターに来るのだろう。 「この人たちは、休日イオンに来る以外の選択肢はないのか?」と

          【コラム】あいつは本当にその“パイ”をもらうべき人物なのか(byモバイルプリンス)

          沖映社1周年企画「スポンサー募集」ありがとうございました!

          「沖縄と映画と社会と」(略称:沖映社)は、映画について語るPodcast番組です。MCのスマートフォンアドバイザー、モバイルプリンスがこの文章を執筆しております。 沖映社では、新旧を問わず主に"社会派"と呼ばれる映画を取り上げ、作品の感想や見どころ、社会性などについて、沖縄出身の二人の視点から語ります。2023年6月に番組をスタートし、おかげさまで1周年を迎えることができました。2年目からの番組パワーアップを目指し、スポンサー募集企画を実施いたしました。 2024年6月1

          沖映社1周年企画「スポンサー募集」ありがとうございました!

          沖映社1周年企画がスタートします

          映画について語るPodcast番組、「沖縄と映画と社会と」略して、沖映社。MCのスマートフォンアドバイザーモバイルプリンスがこの文章を書いております。 沖映社では新旧問わず、主に“社会派”と呼ばれる映画を取り上げ、その作品についての感想や見どころ、社会性などについて沖縄出身の二人からの視点で語るポッドキャスト番組です。 番組は2023年6月にスタートした番組が、おかげさまで1周年を迎えました。 まずは番組を立ち上げ、最低限の形を作るための最初の1年だと認識していたため、お金

          沖映社1周年企画がスタートします