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正しいスピーカーのステレオ配置について

スピーカーの配置について書いておきます。

2つのスピーカーをステレオで再生する為に配置するには
開き角60度の正三角形の頂点に、頭を置くようにしてスピーカーを配置します。
置き方は自分を向いているようにします。

注意点としては、目で見て合わせると「利き目」の方向に傾くので
メジャー等を使い、正確に合わせます。

高さは耳の高さくらいが正解です。
顎くらいが正解とする人も居ますが、そんなスタジオは存在しません。

世界中のスタジオに配置されているスピーカーが、これを基準にしておりますが
例外として、映画を仕上げるスタジオは、フロントスピーカーの開き角が45度です。
スクリーン裏にスピーカーが配置されているので、この設定になります。

スピーカーを自分を向けずに、真っ直ぐ前に配置する人も居ますが
あれは間違いです。
そのような置き方のスタジオはプロの現場では存在しません。

正三角形の大きさは、スピーカーサイズと部屋環境によりますが
小さなスピーカーは正三角形が小さくなり、
大きなスピーカーは正三角形が大きくなります。

プロは部屋の大きさに対して、適したスピーカーを使うので
間違いは殆ど起こりませんが
アマチュアの中では、欲しかった大きなスピーカーを
自分の狭い部屋に押し込んで入る人もいらっしゃいます。

音は空気の振動で伝わりますので、空気量が少ない場所ですと
本領を発揮できず、圧迫感のある音になってしまいます。

スピーカーを選ぶ時は、好きな大きさにするのではなく
「ちょっと小さいかな?」と感じるくらいが良いと思います。

良い配置で良い音を楽しんでください。

サポート頂けますと、書くスピードが上がります、 皆様是非よろしくお願いいたします。 これからも、より為になる記事を書かせて頂きます。