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イヤホン簡易測定器作成。

先日、ヘッドホン測定器の記事を書きました。

そうすると、イヤホン特性も知りたくなりまして、早速実験です。

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先日作成した測定器にイヤホンを装着してみましたが、外耳道の長さが足りなく、測定結果にばらつきが出てしまいました。
そこで、ホームセンターでシリコンチューブを購入し、測定マイクに直接つける方法をとりました。イヤホンの面から、マイクの面までは、2cmとしました。一般的に外耳道は3.5cmとされてますが、イヤホンがグッと中に入るので、2cm位だろうという事でその値にしました。

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前回同様、ProToolsからピンクノイズを出して、いつも使っているヘッドホ
ンアンプ「AT-HA26D」にて82dB付近で再生しました。

それではまずモニター用から。

MDR-EX800ST

これはエンジニア定番のイヤホンです、この値をみてみましょう。
ほぼフラットですね、自分には高域が痛い感じがしているのですが、やはり8kHzくらいまで伸びているからなのでしょうね。

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ゼンハイザー IE40Pro

自分は結構好きな感じですが、もう少し高域が伸びてくれたらなと思ってるイヤホンです。

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シュアーもあったのですが、落として割れてしまったので、いずれにさせてもらいます。


ここからは音楽向けイヤホンです。
AKG K324P

かなり昔に購入したものですが、モバイル録音機とセットでおいてあり、
効果音を外に録音しに行く時に使うイヤホンにしてます。ノイズが聞き取りやすく重宝してます。

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Beats by Dr.Dre Tour

これは外ロケ用に使うイヤホンです、乱暴に扱っても壊れませんし、低域がしっかりしているので、マイクの吹かれとかが聞こえやすいのです。波形を見るとやはりという感じですね、ベースラインがくっきりです。

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B&W C5s1、C5s2

まずはS1のほうから。

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そしてS2。この二つは趣味で購入したようなものなので、聴き比べをした事がありませんが、ほぼ一緒なのですね。

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アシダ音響 EA-HF1

高域に癖を感じてましたが、10k位の持ち上がりがそう感じるのでしょうか。音楽寄りイヤホンですともう少し高域を下げた方がよいですね。
モニター用なら中域がもっと欲しいです。

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final E3000

いろいろな賞とってるイヤホンです、なかなか良い所どりしたバランスですね。なるほどと行った感じです。

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そして世界の定番、このイヤホン。

Apple EarPods

これなかなか、良いバランスです。さすが世界で一番売れているイヤホンですね。アーティストもこれで確認する方が多いので、あなどれません。

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感想
という感じで、イヤホンでもこれだけ聞こえ方が違うんです。
IE40ProでミックスしてノイズチェックをMDR-EX800で行いますが、これは間違えてないですね。
finalE3000もあなどれませんね、意識して聞いた事がないのですが、しっかり聞いてみたいと思います。

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