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【2024年版】SHURE MV88plus アプリ設定、一部バグあり。


皆様お世話になっております、株式会社okidesignの沖田純之介です。
私の自己紹介は以下にリンクしてあります。


SHURE MV88+

スマホ撮影マイクの決定版とも言えるSHURE MV88+、アプリの設定をうまくすると後々の音声処理をしなくてもよくなります。
短時間、低予算で映像作品が仕上げられるという訳ですね。

アプリでは以下のように、ゲイン、モニター、指向性、リミッタ、コンプレッサ、左右スワップ、EQをコントロール出来ます。


マイクゲイン

これは録音ボリュームです、録音する音を聴きながら設定します。
レベルメーターが黄色の範囲が良い音で録音できますが不安でしたら小さめにしておくのがよいです。赤色がつかないようにしましょう。
(2024年1月24日、iOS17.3 MV88アプリ1.9.0.569ではメーターが動かないバクがあります。)


ミックスのモニター

マイクの音のみを効くのか、スマホから出る音のみを聞くのかの設定です。
真ん中にしておくのがよいです。


マイクの指向性切り替え

ナレーション録音にはモノカーディオイド。
ドキュメント等を撮る場合はステレオ75度。
ライブや音楽を撮る場合は、ステレオ135度。

それ以外はあまり使う事がないので、無視で結構です。


リミッタ

音が過大入力にならないように設定する所です、常に入れておきましょう。


コンプレッサー

音を圧縮してくれる優れものです。
この違いを動画にしてありますので、聴き比べてください。

コンプレッサー 設定オフ

コンプレッサー 設定ヘビー

コンプレッサーの設定

聴き比べいかがでしたか?ヘビーの方が音が大きかったと思います。
これは小さい音と大きな音の「ダイナミックレンジ」を狭めてくれてます。

このコンプレッサーの設定は、作る動画に合わせて設定します。
スマホ視聴が多いような内容であれば、ヘビーへ。
テレビ視聴があるならば、ミディアムへ。
YouTube視聴があるなら、ライトへ。
大きな音や映画館で上映されるような内容は、オフです。


ハイパスフィルタ

低域をカットするスイッチです。
ドキュメント等の通常の撮影録音では、75Hzにしておきましょう。
風が強い場合は150Hzへ、ライブ等ではオフにしましょう。


左右スワップ

マイクを自分に向けて、自撮りする場合はこのスイッチをオンにします。


EQ

録音される音の聞こえ方の調整です。
ここは耳で聞きながら、細かい調整をするのですが
以下の設定にしておくとMA仕上げが楽になりますよ。


まとめ

以上がアプリの設定でした。
今までは後処理で調整が必要でしたが、MV88+を上手に設定するとその殆どを撮影時に行えてしまいます。
きっちり設定を行い、限られた予算を上手に使ってください。
もし仕上げ等でお困りでしたら、何なりと弊社まで。


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