40代からのHSP入門 | 自己を理解する事でより良い生き方をかんがえる
このnoteでは40代になりふとしたきっかけで自身にHSP気質があることにきづいた男性によるHSPについての解説です。
HSPへの理解を深める事でこれまでの人生で疑問に思っていたことや常識とのズレに自分の中での答えが出せた事は大きな自己理解へとつながりました。
自分と同様の悩みや生きづらさ、心の疲れやすさを抱える方の手助けになれるよう解説しています。
はじめに:あなたはもしかしてHSP?
「HSP」って聞いたことありますか?「Highly Sensitive Person」の略で、生まれつき感受性が強く、周りの刺激に敏感に反応してしまう人のことを指します。
例えば
「え、それって自分かも…」 そう思ったあなたは、決して珍しい存在ではありません。実は、一般的に人口の15~20%、つまり5人に1人がHSPと言われています。
ちなみに男女による差はなく、男性のHSPが少なく感じるように思えるのは当事者自身が自覚していない、またはHSPを認知していない可能性も含まれます。(実際に私も40代になってからHSPを知りました。💦)
ここから先は、この記事に巡り合ったあなたに向けて、HSPの特徴や、その繊細さを活かしてより豊かな人生を送るためのヒントをお伝えします。
HSPの特徴:あなたはどれに当てはまる?
HSPの特徴は様々ですが、代表的なものとして以下の4つが挙げられます。
深く処理する(Depth of Processing):物事に対して深く考え、様々な角度から分析する傾向があります。
過剰に刺激を受けやすい(Overstimulation):騒がしい場所や人混みなど、刺激の多い環境で疲れやすく、集中力が途切れてしまうことがあります。
感情の起伏が大きい(Emotional Reactivity):周りの人の感情に共感しやすく、自分自身の感情も豊かです。
繊細で思いやりがある(Sensitivity to Subtle Stimuli):些細な変化にも気づきやすく、人の気持ちに寄り添うことができる優しい一面を持っています。
これらの特徴に心当たりがある方は、HSPの可能性が高いと言えるでしょう。
HSPは病気ではなく「気質」によるもの
HSPは、病気ではなく、生まれ持った気質の一種です。
「自分はダメな人間だ」と落ち込む必要は全くありません。
むしろ、HSPは感受性の豊かさといった独自の強みを持っている気質と言えるでしょう。
HSPの強み:あなたの才能を活かそう!
HSPは、感受性が高く、共感力も豊かです。 この強みを活かせば、仕事でもプライベートでも、周囲の人から頼られる存在になることが出来るのではないでしょうか。
創造性が高い:深く物事を考えることで、ユニークなアイデアを生み出すことができます。
共感力が高い:相手の気持ちを理解し、良好な人間関係を築くことができます。
観察力が高い:些細な変化にも気づき、問題解決に役立てることができます。
HSPの悩み:問題点
HSPは、その繊細さゆえに、様々な悩みを抱えているかもしれません。 例えば、
人混みが苦手
集中力が続かない
ストレスを感じやすい
落ち込みやすい
などがあげられます。
これらの悩みを克服するためには、まず自分のことをよく知ることが大切です。 HSPであることを受け入れ、自分の特徴を理解することで、より自分らしく生きていくことができると思います。
HSPのあなたへ:より豊かな人生を送るためのヒント
HSPの特性を活かし、より豊かな人生を送るためには、以下の点に注意すると良いでしょう。
休息をしっかりとる:刺激の多い環境から離れ、自分だけの時間を大切にする。
リラックスできる環境を作る:アロマセラピーや音楽など、リラックス効果のあるものを取り入れる。
自分のペースを大切にする:周りの人に合わせて無理をする必要はありません。
自分の好きなことをする:趣味や興味のあることに時間を使うことで、ストレスを解消する。
信頼できる人に相談する:一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することも大切です。
ジャーナリング :頭の中で考えている事をノートや紙に書き出す事、思考の整理整頓につながり、自分の現状を客観的に見ることができます。(特に朝一番でやると頭の中がクリアになります。)
最後に:HSPは素晴らしい個性!
HSPは、決してマイナスなものではありません。 むしろ、繊細で豊かな心を持ち、創造性や共感力に優れた素晴らしい個性なのだと思います。
また、HSP気質の方の特性を活かすには周囲の環境が最重要です。
気心の知れた人間関係の職場や理解のある家庭環境の構築がHSPの特性をより引き立ててくれます。
自分の特徴を理解し、それを活かして、より豊かな人生を送って頂けると幸いです。
人間生きていると色々なことが起こります、自分自身の事ですらまだまだ知らない部分も多く、日々学ぶ姿勢を忘れないようにしたいですね。
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