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お気に入りの本でも今日の自分が心惹かれる場所は同じとは限らない

今回は朝渋コミュニティー内で参加している部活、note部の6月のテーマから「あなたの人生に影響を与えた本」というテーマで書いてみたいなと思います。

私が今回ピックアップした本、有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」です。

「あなたの人生に影響を与えた本」と書くと大げさな感じにはなりますが、たまにこの本を開くと自分の毎日を振り返る材料になります。その時、その時、心にとまる部分は違うけれど、考えてみるきっかけが見つかる、そんな1冊です。

今日の自分に影響を与えてくれる部分はどこ?

今回は今の自分が気になった箇所を2つほど書き出してみました。

あなたの人生に影響を与えた本_2new

1つ目が第2章の「人生を笑顔で生きる」から、、、人は不機嫌になると怖い顔をして、きつい言葉になったり、態度にも優しさがなくなってしまう。そんなダイオキシンを出していませんか?と著者の方から警告が、、、ついつい機嫌が良くないとやってしまいそう。時間に追われている時、ネガティブな部分に目がいきがちな時、自分でもやっているのでは?とちょっと心を突かれたような気持ちになりました。ダイオキシンだそうですよ。気をつけたいな、、、

2つ目が第4章の「許すためのゆとり」から、、、大学で著者が教えていた「人格論」という授業では、自分と他の人は違うという意識を持ちましょうと教えていたようです。私が住んでいるトロント はカナダの中でも移民が多い場所。言葉や生活習慣はもちろん、もともとの感覚や考え方が違う人が集まって住んでいるということになります。私もその一人と言うことですね。例えば毎日好んで食べる食べ物も違ったりするでしょうし、時間に対する感覚がそもそも違う、立ち話をする時の距離感も不思議に感じることがあるかも、、、まああげたらキリがないくらい、いっぱいあります、笑。(同時に相手も私に対して、自分とは違うなぁーと感じているのではないでしょうか)

で、この違いを意識するようになると湧き上がってくるのが、違いに対する「いい」とか「悪い」の判断です。この判断が入ってくるとかなり厄介。一気にストレスが倍増しちゃうかもしれません。

じゃあどうやって回避するか?

我が家は異国民が同じ屋根の下に住んでいますから、「あれあれ?」と思うような違いに出会いやすい環境と言えるかもしれませんね。(最近お互い慣れてきたので、少なくなっているとは思いますけど)じゃあ、もし「え?!」っと驚くような違いに出会っちゃったらどうするかというと、、、まずはその違いを不思議がる、笑。次にどうしてそうやってみたのか聞いてみることもあるかも。あくまでも「知りたい」という興味本位でね。気づかないうちに、考え方の引き出しが増やせるし、個人的にはいい方法だなと感じています。

この本で書かれている違いを意識して、ありのままに受け止める感覚は、私の生活にはなくてはならないものです。普段の生活をよりスムースに楽しく、そして豊かにしてくれる方法でもあります。そんなことを改めて考える時間となりました。

手触りも読書の一部?

「あなたの人生に影響を与えた本」=思い入れがある本=好きな本だよね、、、ということで随分と前ですが、今回選んだ本の表紙を好きな生地で張り替えました。タイトルに「咲く」という言葉が入っていたので、お花柄の生地を使っています。自己満足?!っていう言葉が聞こえてきそうですが、手作業に自己満足は大切な要素(特に自分で使うものなら尚更です)。

この本の張り替え作業した時のことを以前音声配信でお話ししました。

電子書籍の存在は本当にありがたいなと思います。どこに住んでいても、ポチッとボタンを押し、本を買った瞬間から読み始めることができる。今や私の生活になくてはならないものの1つです。なので最近はキンドルで本を読むことが多くなりました。そんな中、久々に手に取って広げたこの本、改めて紙の本っていいなーと感じる瞬間でした。

「どうしていいの?」と問われたら、答えにすごく困ります。でも本をペラペラめくる感覚、本を手に持って読んでいる感じ、また元々表紙はソフトカバーの本だったのですが、生地を貼り、ハードカバーにしたこともあり、触り心地が全く変わりました。持った時の温かみが増したなーと感じるのは、自分でカバーを張り替えたからでしょうか ^ ^ 紙の本だからこそ感じられる「持った時の感触」、大切だよね!と久々にこの本を手にして思いましたね。


朝早く起きて活動しましょうをテーマにしたコミュニティー、朝渋。毎週行われる著者イベントにプラスして、メンバーの方達が立ち上げた部活動というのに参加させてもらっています。新しい出会いあり、新しいこと気づきあり、また新しいことに挑戦できる、いい機会になっています。

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