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手のひらサイズの世界を漂流して|パンドランド

筆者は普段ポケモン関係のインターネッツの海に漂っており、この記事を執筆している2024/7/12時点では特に動きもないため平和そのものです。一方でこの間にも続々と大作ゲームがリリースされており、筆者としてはそれらを遠い出来事のように感じつつなんだか世間から置いて行かれてしまったような気分にもなっています。

何百万何千万と遊ばれている新作ゲームがある一方でそのゲームを遊んでいる一人に自分がいないという毎日。寂しくないかといえば嘘になります(まあ自分がすぐに遊べる媒体の有無に関わらずこういうことは日常茶飯事なので気にしていたらキリがないですけどね)。

という訳でもないですが、最近の筆者は6月24日に配信されたばかりの──



パンドランドを開く日々を送っています。


……いや、なんか、普段筆者が観測しているTLで妙に流行っているのと、このゲームはゲームフリークが関わっているせいで妙な感覚を覚えてしまったので、普段の筆者は異様にソシャゲキャパシティが低いのにまだなんとか追いかけています。

パンドランド、一ユーザーの見方と感想しか出力できませんが「ポケモンクエスト」のノウハウが生きているのでしょうか。自由に動かせるし、自動に任せても良い、カジュアルな探索ゲームといった質感。


ポケモンクエストを遊んでいた時の記念スクショ。だいぶ筆者の記憶は彼方ですが色違いを発見する程度はやっていたらしい。改めて見ると四角いポケモンたちもかわいいですね〜!Youtubeのショートアニメもすきです。


探索にてぶっ飛ばせる存在は木や柱といったお宝(?)だろうとクラゲや織田信長のようなプレイアブル生物(!?)だろうとなんでもチームに組み込めるのが無法感があって実に味わいがあります。
仲間キャラクターはタコやアンモナイトといった身近(?)な生物からゴーレムやリトルファイアドラゴンといったファンタジー生物から孫悟空やジャンヌダルクといったキャラクターまで豊富に存在し、なんと初期にリリースされた時点でお宝含めて400種類以上もいるとのこと。


逆にポケモン図鑑では味わえないようなテキストも良いですね。今のところ個人的にNo1すき説明文が画像の蜂でして、インディーゲームのテキストっぽさを感じます。筆者的にはこのゲームそのものもインディー感覚えますけど。


中にはコラボキャラクターも恒常で存在しているとか……?


流石長年生き物を収集するゲームと作ってきたところと言った感じですね。まあガチャを回して虚無僧や牧場のおじいさんが出てくるのはどういう反応をしたらよいか困るところではあります。


色違いも実装されています。そんじょそこらの生物(?)が色違いと言われてもなんとも言えない感覚になります。


ゲームとしてやっていることは本当にシンプルで20秒くらい探検してオヤブンを倒したり宝箱を手にしたり仲間を増やして次のエリアへ……の繰り返し。

あまりのシンプルさに面喰らってしまいましたが、ポケモンGOが爆発的に流行した2016年くらいに「スマホで遊べるゲームはゲーム性が無いくらいがちょうどよいのかもしれない」の様な言説があったのを思い出すなどしました。個人的にはその言説は必ずしも正しいわけではないと思うのですが、今の筆者にとってはシンプルすぎる方がむしろ助かるな、という感想です。

というのも家事が終わってこれから仕事に出るまでの空き時間の30分だったり、仕事から帰宅してあと30分くらいしたら晩御飯という、30分だとがっつりゲームをやる訳にもいかないというタイミングに挿入するゲームとして、パンドランドがちょうどよくハマった感じがありました。

筆者はiPadでプレイしているので、とりあえずオートで探索させてわちゃわちゃしている画面を横目に見ながら自分自身は身支度したりSNSを眺めるのような、それは遊んでいるのかとツッコまれるとなんとも言えない感じですが、こんな具合にゆるく起動しています。

恐らくこのゲームは探索を続けて各種手がかりをたくさん集めてレアリティの高いキャラクターや色違いのキャラクターを発見することなんでしょうけど筆者は──


マップ上の雲を晴らすこと


ただそれだけでも楽しいです。

雲を晴らしたところで必ずしも何かが見つかるわけではないのですが、世界の全景が見えないのは面白くないので、スタミナのほとんどを開拓に注ぎ込んでは、晴れたマップを見てがんばったなあと満足感を得る遊びを繰り返しています。
筆者はピクミンブルームでも未到の場所が雲に覆われていて散歩することで雲が晴れるという構成がモチベーションになっていたので、例えシンプルな作業でもこういった未知を開拓する遊びがすきなんだろうなあ、と。


2024/7/8以降のトコナッツ島を調査せよ!の様子。開催中の吹き出しの出た建物やミニストップがあった場所はもともと建築現場か看板で不具合かと思っていたらこんな有様に。こんな辺鄙な島に地元よりミニストップが出店していてずるい。余談ですが筆者はミニストップと言えばベルギーマッシュポテトが大好きです。


筆者はイベントマップの雲を全部晴らすことを優先して遊んでいるため、この記事を書いている今は2-2までしかクリアしていません。TLのみなさんがスタミナが足りないといっていた理由が今ではよくわかりました。

開拓したいあまり筆者はもうダイアのことをガチャに使用するものではなくスタミナ回復アイテムとしか思っていません。なんせ普通に遊ぶだけならガチャを引かなくてもイベント中に手に入ったキャラクターや身の回りの生物を育てることで十分強い(と自己満足に浸れる)パーティを組めるような気がしますので。


わかる人にはわかるものの見事にイベント入手でなんとかしたようなパーティ。ちなみに筆者は攻略などは見ていないので強い・弱いは全部主観です。


また仲間になるキャラクターには時々一枚絵が存在しているものがあるのですが、それらの絵のテイストが「ポケモンっぽいポケモンではない公式のイラスト」といった具合で筆者には大変刺さってしまいました。


こんなに素敵なキャラクターもゲーム画面の上では四角に……。ちなみにこうしたキャラクターには「元ネタ」が存在する場合もあるようですが、残念ながら筆者は「映画」方面への教養はさっぱりでして、あまり考察できないのは辛いです。


ポケモン公式風のイラストは二次創作でそれなりに見てきましたが、個人的にはこうしたことを公式がやっていることがすごく強く心に刺さったと言いますか、癖(ヘキ)だなと感じています。

一部のキャラクターはおそらく「ポケモンでは出せない」造形だと感じるものもあり、筆者自身はあんまり特定の絵柄がすきといったこだわりは無い方だと思っていましたが、自分はこれほどまでにポケモンっぽい線や形や色使いがすきなんだと自覚してしまいました。


一見するとポケモンにいそうな感じがしますが胸周りの描写(オブラート)は今のポケモンではここまで描かないだろうな、なんて個人的に思います。


なんと言いますか、新鮮な一方安心感もあり、筆者を釘付けにさせるほどの魔力をイラストから感じています。


……とまあ、こんな具合に色んな要素が重なって、最近は心の隙間にパンドランドが入り込んでいるという近況報告でした。
とはいえ来週には超絶久々に推しの供給もありますしゲームのセールもやってますし、ソシャゲキャパシティの低い筆者がいつまでこのゲームを頭の片隅に置いていられるかは不透明ですが……ひとまず最後まで読んでいただきありがとうございました!


気になった方がいましたら気軽にDLしてみてくださいね〜!



(ここだけの話アプリゲームという宿命故、自分の興味もこのゲームもいつ尽きるかわからないですからね……。楽しめるうちに楽しみましょ!


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