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【読書感想番外編】『違国日記』に出てくる作品(なるべく)全部鑑賞してみた!

以前『違国日記』めちゃ良かった~絶対買う~と言っていた通り紙の本も買いました。

隣にうっすら見えてるのは『マイブロークンマリコ』です

第4巻 映画『フライド・グリーン・トマト』

槙生がえみりに貸してあげるDVD。TSUTAYAで借りたんだけど急性胃腸炎になってグロッキーになりながら、返却しなきゃだからと思って頑張ってみたのとパソコンのせいか映像がバグっていて見づらかったことのほうが話より印象に残ってしまった。槙生いわく「あなたが誰を好きになっても好きにならなくっても・・・それは罪ではないという話」です。映画.comだとネタバレしちゃっているのでストーリーのところは読まないほうがいいです。

第6巻 映画『メッセージ』

槙生が朝の詩を読んで「見た?」って聞く映画。仮にも日本語教師をやっていたりしたので言語に興味があり、面白かったです。使っている言語によって思考の在り方っていうのはやっぱ違うんだろうか?って興味深い。

第7巻 映画『きっと、うまくいく』

朝が緊張する出来事の前に「『きっとうまくいく』って思ってた方が脳のしくみ的に・・・」いいよっていうことを槙生が伝える中でポロっと出てくる映画。初めてのインド映画だったので本当に踊るんだ!歌うんだ!っていうのが新鮮だった。コメディなのでくだらなくて笑えるけれど、本当に学ぶ、本当に頭が良いってことがどういうことかっていう話だったように私は受け取った。それにしてもあの暗記系の同級生の人は別に悪いことはしちゃいないのにちょっとかわいそうじゃないか?あとそんないたずらすんなよっていう……。

第7巻 本『フィフティ・ピープル となりの国のものがたり1』

東郷くんが千世ちゃんに借りてた本(だと思う)。最近韓国の文学作品も手に取る機会が増えていて楽しい。連作短編で一遍ずつは50人(あとがきを読んで人数をあとで数えてみるのも一興)の別々の主人公による話になっているその発想も面白いし、韓国内での社会問題も見えたりとか、50人もいたら自分に近い感じの気持ちがあったり琴線に触れるものがあったりするので良かったな。人が多すぎてどれがどれかはっきり思い出せないけど、再婚した話、というかその奥さんが出てくる話が何もかも不適切なくらい笑い飛ばしちゃうその奥さんが好きでその話が好きだったのと、泣いちゃう話もいくつかあったのも良かった。後は視点が違うと出来事っていうのは全然違うなって。外から見ているのと本人の事情と全然違うなっていうのが書かれていたりして面白かったな。

第9巻 本『ふたりはともだち』

槙生が朝とえみりにすすめる本。これはさ~みんななんだかんだで読んだことがあるんではないかと思うけど、大人になって改めて読むと深いね……。声に出して読んだら泣いちゃいそうだったなあ。がまくんとかえるくんは素晴らしい友達だよ~うえ~ん、二人は違うのに、いや違うから仲良しだよ、そういうところは『違国日記』とも通ずるところかも。あとがまくんがメンタル不調時の俺かお前は?という感じで感情移入が激しい。

何巻だっけ?映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

わたしにもなんかおすすめないんか?という朝に槙生がすすめる映画。何巻だっけ?割と最初のほうだと思う。それなんかこわいやつなんじゃ?と朝が言っているんだけどなるほど見たらR15+なのね。マッドマックスシリーズを見たことがなかったけど面白く見れた。あのギター弾いている人なんなん?

さて以上で終わり。厳密にいうと音楽の鑑賞はしていないな?あとロバート・ブラウニング『春の朝』と池波正太郎も出てくるから全部は鑑賞していないな~あと段々本当の作品か架空の作品かわからんくなる『ジェネラル』『ミッドワールド』って架空のドラマだよね??西航洋~。

明日からの映画を観に行くかはかなり迷うなあ。どうやって映画の時間に11巻分まとめたんだろう。良かったら観なかったの勿体なかったなってなりそうで、悩ましい!


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