見出し画像

写真:冬の野間灯台(野間埼灯台)と伊勢湾の撮影は、遙か若狭湾から琵琶湖と鈴鹿連山を越えて吹き寄せる強風に翻弄されます。@知多半島

野間灯台
野間灯台

冬の野間灯台(野間埼灯台)と伊勢湾の撮影は、遙か若狭湾から琵琶湖と鈴鹿連山を越えて吹き寄せる強風に翻弄されます。

そして波が海岸の岩に砕かれて強風で飛び散っています。波しぶきがレンズに付着して写真にグレーの点々がいくつも写り込んでしまいます。

野間灯台と伊勢湾
野間灯台と伊勢湾

伊勢湾を行き交う大きな貨物船を見ていると、この程度の風波はなんともないらしく、結構速い速度で行き交っています。

海岸でカメラを構えている私の体が持っていかれるほどの風が吹いているのにです。

対岸は雪のようです。

右に向かうのが名古屋港行きで、左に向かう船は太平洋に出て、横浜や神戸方面に向かうのかもしれません。

行き先は定かではありませんが北海道や九州沖縄なのかもわかりません。

太平洋に出てそのまま外国まで航海するのかもわかりません。

風がもう少し穏やかで寒くなければ、一日中眺めていたい景色です。

、正面に見える伊勢までは約30㎞

野間灯台の南西(正面)は三重県の津市で、南は伊勢市で伊勢神宮があります。ちょうど陸が途切れて海になる右側です。

案内板の写真も撮ってあるのでご覧ください。

野間灯台(野間埼灯台)は海面から塔火(ランプ)まで20mの高さがあります。1921年点灯光の届く距離は15kmと説明されています。

この野間灯台から津市や松阪市までは30㎞ほど、伊勢市までは29㎞ほどの距離があるので、この灯台からの光は届かない事になります。

30㎞ほど離れている向こう岸から、野間灯台の光が本当に見えないのか確かめたくなりました。

野間灯台のもう一つの顔は「恋人たちの聖地」です。

夕日の中を浴びながら外洋に向かうタンカー

灯台の周辺のフェンスに南京錠をつるすと、そのカップルにご利益があるそうですが、そうして 願いのかなったカップルは、灯台脇の小公園にある「恋の鍵塚」へ南京錠を移すのだそうです。

夕日の野間灯台

灯台と夕日の絶景は、冬を避けて穏やかな風の日に改めて撮りに来たい景色です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?