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【5/12日記】山と海の見える車窓

関西コミティアに参加した。

一般参加は、コロナ禍による緊急事態宣言の最中にだけ行ったことがあったので、ブース数がたくさんある関西コミティアは今回が初めてだった。


関西コミティアで得た知見はたくさんあったが、今日の日記はそのような話とは別で、できるだけいつもの普遍的な気持ちに寄せた内容のものを書いていこうと思う。

私は、大阪環状線に乗ることが苦手だ。
大抵人が多いし、ラッシュの時間帯は絶対に避けるようにしている。

逆に、何度も乗り慣れているJR神戸線は好きだ。
神戸線は、全国的に見ても人身事故が多いことで有名な沿線らしいが、そんな悪名とは裏腹に、車窓から見える風景は神戸線の方が圧倒的に好きだ。

大阪はとても平坦な街だ。川はたくさんあるが、神戸の山育ちの私から見れば木や森が全然足りないな、なんて思ったりする。どこまでも平坦な風景を見ているとなぜか落ち着かなくなるくらい、私は生粋の神戸人なのである。

JR神戸線の風景は、山と海が見える。神戸は西(姫路方面)に行けば行くほど山と海が近い。明石の隣町の垂水あたりまで行くと、笑ってしまうくらい山と海が近い。

あくまでこれは私の感覚の話だけど、ただ平坦なだけではなく、山と海があった方が空が明るく、広く見える気がするのだ。
京都に住んでいた頃、新快速で実家に帰るときにぼーっと車窓を眺め、段々空が明るくなってくる(気がする)風景を懐かしみ、楽しんでいた。

大阪環状線に乗る度に、どれだけ便利な都会に住んだとしても人混みだけは絶対に慣れないなぁ、と思う。

なぜ環状線の話を書いたのかというと、インテックス大阪に辿り着くには環状線に乗らなければならないからだ。そして、とにかく乗り換えが多い。頒布物と備品をしこたま詰め込んだキャリーを持ち上げながら階段を何度も上り下りして、骨が折れた。

次は絶対ヤマト便を利用しよう、と心に決めたのはまた別の話。