じいちゃんが食べた3枚の肉
母方の親族で集まり、とある温泉街のホテルで1泊した。
その面子で集まる時は、決まってじいちゃんが「ここへ行くぞ!」という感じで発起人となってくれる。じいちゃんの提案を元に、今回は私がホテルと食事を手配した。
じいちゃんは色々と豪快な人だ。その昔、創業者としてバリバリ活躍していたそうだ。幼少期、じいちゃんは肌が黒くて声がとても大きかったので、小学校に上がるまで本気で怖かった。その上、じいちゃんはそんな私をおちょくってくるので余計に怖かった。
その反面、じいちゃんは小柄で少食